ニチモ 1/200 戦艦 大和
カタパルトとクレーン
カタパルトとクレーンのトラス部分はキット状態でもそれなりに実感的ですが、
今回はゴールドメダルの専用パーツを組み立てて使用しました。
カタパルトおよびジブクレーンの製作
大和用のカタパルトやジブクレーンの社外パーツが意外と種類があり、今回使用したゴールドメダル製の
他にも小西製作所の真鍮鋳造パーツのバラ売りや、同じくエッチング製の富士美術模型（保存会）製が
あります。
↑ゴールドメダル大和用エッチングパーツに付属のカタパルトのパーツは
組み立て式で合計15個のパーツから構成されています。
ゴールトメダルのものは、1/200から1/350、1/500、1/700にいたるまで一貫して同じ図面で仕上げられた
もののようで、内部トラスを精密に作りこんであるため、1/200くらいのスケールともなるととても実感的であ
りがたいパーツです。
組み立てはカタパルトの『受け』の部分を先に折り曲げて整形し、内部に隔壁を増やしていく順番で行い
ました。
↑内部に隔壁を増やしていく様子です。省略することも可能ですが、完成
度という点では内部を再現しておくと大いに見栄えがよくなります。
↑最後にカタパルト上面を取り付けて完成です。1/200だと厚みもそこそこ
あるのでしっかり感があります。
ジブクレーンは組み立て中の画像を撮影するのを忘れていたのですが、基本的には台座にキットのパー
ツを使用し、トラス部分のみをッチングパーツに置き換える方法で組み立てます。
戦艦大和は資料のほとんどが失われ、謎の多い戦艦と言われていますが、クレーンに関してはIHI石川島
播磨重工業に正確な図面が残されていたため、艦全体を通して数少ない一次資料の残っている部分と
して、模型の造形も比較的正確なものが多いです。
↑エッチングパーツに交換したカタパルトとクレーンがリアビューを引きしめて
くれます。
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