ニチモ 1/200 戦艦 大和
前後部艦橋の建造






粗研ぎを終えて下地塗装前の状態です。インジェクション部分は
パーツ単位で一旦塗装し、組み上げて再び塗装します。




艦橋の製作

艦船ファンの方には今更説明するようなことでもありませんが、大和型戦艦の艦橋はほかの日本戦艦と
は全く異なった塔型の構造で組み立てられており、大和型だけが持つ特徴的な艦橋として、46cm主砲
や傾斜煙突などの同じく同艦のハイライトのひとつです。

前回のレポートでも記載していますが、キットの艦橋パーツは反りと歪みが激しいので、艦橋の接着は丹
念にすり合わせを行ってから接着し、隙間はラッカーパテで埋め、サンディングしました。さらにサフでサ
ンディング面のヘアラインを消し、本塗装を行って滑らかに仕上げます。


↑艦橋周りは特にパーツのバリと歪みが多く、遮風板などはこのように大きな
バリが付いているのでデザインナイフなどを駆使してはがさなくてはいけません。

窓枠は小西製作所のタラップ用のエッチングパーツを流用しました。長さを合わせて貼り付けるだけの
作業で、作業性の割りになかなか効果的です。


↑銅色の部分がエッチングパーツ流用による窓枠部分です。


↑背面タラップも小西のタラップパーツを切って置き換えました。

兵員待機所や背面タラップ周りにある水密扉は真鍮鋳造パーツで、これも小西製作所のものです。こ
れらは固定用のピンが裏面に出ているので切り取り、サンディングして取り付けました。

手すりはゴールドメダルモデルズのもので、チェーンタイプとバータイプがあるので、構造物上はバー
タイプ、甲板舷側寄りの部分はチェーンタイプを使い、実物に準じた配置としました。

また、一番上の写真には映っているように、防空式所は小西製の真鍮双眼鏡を追加し、観測室周り
のキャットウォークや手すり、タラップ、測距儀支え支柱などの各パーツも追加してあります。これらの
部分にはゴールドメダル大和用の専用エッチングパーツが役に立ちました。21号電探同じく専用パ
ーツ使用のものです。(前回は保存会パーツを使用していましたが、ゴールドメダル製も同レベルの精度があります。)

後部艦橋も前部艦橋とほぼ同じ要領で仕上げ、後部電探室から後部艦橋背面に繋がるタラップなどを
追加して乗組員の足場を確保し、実感的に仕上げました。





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