1/350スケール 戦艦 ビスマルク
ドイツレベル製インジェクションキット
徹底ディティールアップ決定版製作記
1/350戦艦『ビスマルク』製作記 その3
 本来ならエッチングの取り付け前の写真も掲載するところなのですが、今回は展示会出展に合わせて製作を急いでいた関係で、エッチングを組み終わった状態からご紹介します。 |
 後部艦橋周りも前々回にてご紹介しました中央構造物の基部と同じようにポントスモデルのパーツを使用し、『エッチング外壁貼り増し』のディティールアップを行いました。短艇の架台や探照灯スポンソンの床面および手すりも全てポントスのパーツに統一しています。（観測所の観測機器はライオンロアのレジンパーツへの切り替えに備えて後ほど削り取りました） |
 天蓋のない簡易的な後部艦橋はエッチング使用による薄々化の効果が高い部分です。ポントスモデルのパーツは裏側の補強桁も再現され、薄い金属板で組み上げられた構造物の雰囲気が良く出ています。 |
 続いて、前部艦橋の製作です。ウイングの裏側の補強桁はエッチングに取り替えるためも純正のプラモールドを全て削り取りました。基部の機銃甲板のラッタル付近には櫓と滑車を用いた簡易式のクレーンも備わっています。 |
 艦橋基部とウイングを合体させた様子。構造物の下周りが造り込まれていると、作品を見上げたときの魅力が高まります。 |
 操舵室上の探照灯および4連装機銃スポンソンは床面ごとエッチングに取り替えました。右舷側に取り付けているラッパと両舷に展開されたアンテナもポントスモデルの真鍮挽き物パーツを使用しています。 |
 このスポンソンも裏側や後ろ側から見た様子が非常に機能美に満ちていて魅力的です。 |
 ウイングと操舵室を仮組した様子。後部のグレーチングの通路は煙突外周のキャットウォークに綺麗に繋がってくれました。 |
|
下から見上げたイメージです。当時の乗組員たちには、この立派な艦橋はさぞ頼もしく見えたのではないでしょうか？ |
 艦橋トップも同じく、裏側のモールドを削り取ってエッチングに切り替える方法でディティールアップを行いました。測距儀とレーダーの基部の構造物側面も、エッチング外壁貼り増しによる仕上げです。 次項では武装の製作の様子を御紹介します。 |
| next |
| 左側にメニューページが表示されない場合はここをクリック |
 ↑Android版のダウンロードはこちら↑ |
 ↑iOS版のダウンロードはこちら↑ |