1/700スケール 戦艦 大和 
モデルファクトリーヒロ製 ULTIMATE KIT製作記






↑キットはプラパーツは一切使用しないマルチマテリアルキットです。




前回ご紹介した、内壁および機械類の製作手順に従って、ボイラー室の製作の様子です。内壁は、例によってステンレスの分厚いエッチングパーツを折り曲げて組み立てます。足場の部分は別パーツになっています。


組立説明書の手順に従って、ボイラー(ロ号艦本式専燃缶)を組み込みます。このような模型は、キット、スクラッチを問わず、内壁と機械の組み込みの順番をよく考えないと失敗することが多いですが、モデルファクトリーヒロのキットの場合、説明書の手順が組み立てやすさをよく考えて書かれているので、特別な工夫はほとんどいりません。

なお、ボイラーは煙路が一体成型されており、共通ではありませんので、順番に注意しながら組み込みましょう(パーツ番号は裏側に刻印されています)


ボイラーを組み込んだのち、上部のフロアと給器路を組み込みます。給器路は、最上甲板上の主砲座、副砲座、そして中央構造物基部の吸気ダクトにつながっています。 大和型戦艦のボイラーは3基ずつ4列が並び、合計12基が備わりますが、キットで再現されているのは右舷側の6基です。


前回ご紹介した、タービン、復水器、減速機のブロックと仮合わせをした様子。

かわぐちかいじ氏の漫画作品『ジパング』内でも「この12基のボイラーこそ、この艦の本当の姿のような気がして・・・」「46cm砲などよりよほど頼もしい・・・」と語られている、大和のメカニズムの魅力が楽しめました。次項では、主砲塔下部の弾火薬庫内部の製作の様子をご紹介します。


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