今回は、主砲塔下部のブロックを紹介します。パーツ構成は、これまで製作してきた機械室や缶室と同じように、隔壁がエッチングパーツです。 このブロックには大きな機械はありませんが、砲弾と薬嚢、そして、砲塔が入り込むリング状の船体厚鋼板がホワイトメタルパーツとして用意されています。(このブロックは、エッチングを組み前にホワイトメタルパーツを組み込む必要があります) 横向きに積まれた円柱状の物体が薬嚢で、砲弾を飛ばすための火薬が詰まっています(薬嚢の材質は絹織物だそうです)。先が尖っている物体は砲弾で、それぞれ弾庫、火薬庫に収められます。薬嚢は材質のイメージから白に塗装し、砲弾も大和ミュージアムや記念艦三笠に展示されているものを参考に白に塗装しました。(なお、弾薬がある程度下のフロアに収められているのは、被弾の際の誘爆を防ぐためです。) |
このブロックはフロアが多いので、エッチングの隔壁を組むには適切な曲げが欠かせません。少しでもズレがあると、あとから差し込むフロアが入らなくなるので気をつけましょう。 |
今回製作したブロックを、これまで製作してきたブロックに繋げました。 |
MFHの大和の砲塔下部は、第二主砲塔のみ内部が再現され、第一、第三主砲塔に関してバイタルパートを再現することで省略されています。それらのブロックは、ホワイトメタルのパーツを組み合わせるだけの簡単設計ですので、すぐに組みあがりました(最も右と左につながっているブロックが、第一、第三主砲塔下部です)。
これで、大和の内部表現がほぼ完了しました。 |
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