各部の組みたて






下準備が終わり、ようやく大きい部分からの組みたてに入るのですが、早速難関
にブチ当たりました。(笑)飛龍のキットは比較的新しい時期(80年代)に発売
されたものでしたので部品の精度はまずまずでしたが(とはいえガンプラや最新
のAFVには数段劣りますが)赤城のキットは60年代製造(でしたっけ?)の古さも
さることながら船体下部、船体上部、甲板と三段重ねの船体になっていることか
ら、3段の船体をピッタリくっつけるには非常に苦労しました。


ご覧のように赤城のキットは三段分割式の船体構造になってます。

まず、簡単に仮組みをしてみたのですが、場所によっては4mmほどもスキマが開い
てしまっていて、修正するために船体上部のフレームを切りとって、まずは左後
部、そして左前部、左がおわると右という具合に順々に接着していかねばなりま
せんでした。もちろん、接着剤が乾くまでしっかりと両手で固定しながらです。(笑)


修正した船体上部。真ん中で切断されたフレームがズレてることが分かるでしょう


ここまで終われば、後は説明書の通りに細部の組みたてに入ります。三段分割の
構造が効いてるのか、モールドのメリハリはしっかりしており、作り応えがあり
ました。まず、パーツをランナーについてる状態で下地塗装を終え、パーツを切
り離す度にエアブラシでひとつづつ丁寧に塗装してから船体に組みつけていきま
す。今回はモールドに合わせて多少塗装の明暗もつけてみました。ブルワーク外
側には一部軍艦色を明るめに調合したものを筆塗りしています。

飛行甲板支柱を甲板と船体の間に指しこみ、接着剤を流しこんで固定。その後、
再度塗装することで接着剤のハミだしを修正します。


組み立て中の赤城。円材置き場より後方を望む



各部のディティールアップ
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