各部のディティールアップ






**手摺の追加**

素組みで大方完成した後は、例によってエッチングパーツその他を使ったディティ
ールアップです。今回も、大和型同様テスリの装着からはじめてみました。

テスリに使用したパーツは小西製作所の1/500エッチングテスリ(R7)です。二隻
で10本ほど必要でした。テスリパーツのエッチングは、一度単体で塗装を終えてか
ら、適当な長さに切断し、瞬間接着剤で接着していきました。接着剤が乾いた後に
再び塗装をタッチアップして、つや消しトップコートで仕上げます。

曲線部分はあらかじめテスリのエッチングを手で折り曲げ、何度も取り付け部分に
あわせながら調整し、接着します。


エッチングを手で折り曲げ、形を整えてから接着します。





**ウェザリングについて**

ウェザリングとは、模型の世界では度々の航海や作戦行動によって船体や車両が風
雨にさらされよごれた状態を再現することを言います。つまり、できたてピカピカ
の状態ではなく、実際にあったであろう汚れを予想して塗装で再現することにより
実感見を出そうというわけです。

今回製作の赤城および飛竜は大型艦ですから、それなりの汚れ方を考えてみること
にしました。まず、艦船では定番のサビ、そして煙突付近に付着していたであろう
スス汚れを中心にウェザリングを施してみました。

船というものは海上を航行するという目的からサビはさけれないわけでして、実際
に海上に浮かぶ船をよく観察してみると、サビの集中しているところとそうでない
ところの違いがあることに気づきます。

まずは、錨がぶら下がっている下の部分。そして舷側の窓の下。いずれも水たれが
起こりやすい部分ということで共通し、水たれが起こりそうな部分を予想してサビ
色を施すことによって、船体のサビを再現してみました。


飛竜、左舷のディティール



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