1/350スケール 航空母艦 赤城
HASEGAWA製インジェクションキット
徹底ディティールアップ決定版(艦上ジオラマモデル)製作記









ハセガワ 1/350航空母艦『赤城』 その16

ハセガワの1/350航空母艦『赤城』のフルディティールアップ製作記第16回。

今回は前回に引き続き、船体製作の第二部を御紹介します。




まずは煙突のジャッキステー取り付けの様子を時系列で撮影したので、順番にご紹介します。まずはプラパーツのみで素組みした様子。ハセガワの赤城のモールドは非常にしっかりしているので本来ならこれでも充分な仕上がりですが、今回はお客様よりご要望を頂いて、これらも全てエッチングに取り替えました。




プラモールドは平ノミやヤスリなどを使って落としていきます。もともとの位置を見失わないように、作業前には軽くケガキ針を押し付けて目印を付けました。




ジャッキステーは例によって現物合わせで切り詰めと曲げを繰り返しつつ、地道に瞬間接着剤で取り付けて行きました。ラッタルもエッチングに換え、よりメリハリのあるディティールです。




ジャッキステーの取り付けが終わると、舷側の各種スポンソンと手すりパーツの取り付けを行いました。なお、床面がリノリウム色となる部分の手すりのみ、塗り分けの工程を考えて後付けとしています。




右舷前部の格納庫周りの様子。手すりはハセガワを使用し、ラッタルにはエデュアルドのパーツを使用しました。ラッタルの手すりは両社で一部重複するパーツがあるため(デザインを合わせるために)エデュアルド製ラッタルの手すりを切り取ってハセガワ製の手すりを接着し直すなどしてバランスを崩さないように努めました。




右舷後部の様子機銃スポンソン下に連なる5列のジャッキステーが魅力的です。後部の艦載機搬入口のパーツは先に接着すると船尾甲板のパーツを後ハメできなくなるので、この時点では仮付けとしています。




左舷船首付近もジャッキステーが集中していて機能美を感じる部分です。格納庫前部は前回の製作記事でも御紹介したように後ハメ出来るように加工しているので、船体塗装はこの仮付け状態で行う予定です。




左舷艦橋後部の高角砲デッキは大きく縊れていてメリハリの利いたデザインです。内部のトラス支柱はエデュアルド製パーツを取り付けていますが、外側に並ぶ支柱はハセガワの『ディティールアップパーツ スーパー』に付属のエッチングを使用しました。




左舷船尾付近の様子。長距離カーフェリーの車両甲板のように大きく窓の開いた開放式のデッキは、運貨船の搭載甲板です。この部分は塗装工程で床面をリノリウム色に塗り分ける予定です。




1/350航空母艦『赤城』は船体の組み立てがおよそ完了しました。次回は塗装工程を御紹介します。


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