ハセガワの1/350航空母艦『赤城』のフルディティールアップ製作記第7回。 今回は1/350赤城の25mm連装機銃の製作の様子を御紹介します。 |
航空母艦『赤城』には25mm連装機銃が合計14基装備されていますが、今回はハセガワのパーツではなく、ファインモールドの『ナノドレッド350』シリーズの『九六式25mm連装機銃』をベースに製作を行いました。 |
ファインモールドパーツのアップ。同社のナノドレッドシリーズは、プラ成形の限界に挑んだ繊細な彫刻が非常に魅力的なシリーズです。現在でも入手性の比較的安定したパーツ群の中では1/350の25mm機銃の決定版と呼べるパーツですが、今回はこのパーツをベースに更に手を加えました。 |
まずは銃身の交換です。そのままでも充分精密なファインモールド製機銃ですが、銃身の穴までは開いていないので、真鍮挽き物のパーツに交換する事でリアリティをアップさせました。写真はプラの銃身を切り取っているところで、真鍮銃身の取り付け穴として0.3ミリ径のドリルにて穴開け加工を行いました。 |
銃身はポントスモデルの1/350戦艦大和用パーツセットに含まれているものをバラして使用しました。この銃身は真鍮材をNC旋盤にて加工したもので、銃口の穴あきに加え、放熱板、消炎器などが大変繊細に再現されています。 |
銃身の植え替えが完了した銃架と銃座の様子。今回はこの作業を14基すべての25mm連装機銃に施しました。後ろに写っている十円玉と比較することで、この銃身の精密感を実感していただけると思います。 |
塗装後の様子。塗装前はプラと金属の質感の違いが目立ちましたが、実物に近い塗り分けを施す事で、兵器としての一体感が出ました。 |
光学照準機は、ハセガワの『日本海軍艦船装備セットA』に付属のエッチングパーツを使用しました。『ハセガワ』+『ファインモールド』+『ポントスモデル』の3社のパーツの『良いとこ取り』によって生まれた豪華な25mm連装機銃です。 |
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