海上自衛隊 護衛艦『DD181 ひゅうが』一般公開 外観および格納庫
2012年9月25日、この日は平日でしたが、神戸港に海上自衛隊が誇るヘリコプター搭載護衛艦「DDH181ひゅうが」が入港し、一般公開が行われるとのことで、休みをとって行って参りました。
神戸港といえば、個人的にはメリケンパークオリエンタルホテル2Fの中突堤旅客ターミナルがおなじみですが、今回の目的地は新港第四突堤神戸ポートターミナルです。
国内外の大型クルーズ客船が停泊するターミナルビルを備える大型の旅客ターミナルですが、この日、この岸壁に繋留されていたのは客船ではなく、事実上のヘリ空母とも言える、ヘリコプター搭載護衛艦『DDH181 ひゅうが』です。
↑ターミナルビルが邪魔で、離れたところから全貌を捉えることができませんでした。
↑よって、今回は岸壁からの近接撮影です。
↑艦橋はターミナルビルの3Fからも見上げるような高さです。
↑乗艦桟橋は関係者用と一般見学者用の二箇所。これは一般見学者用です。
↑右舷後部の内火艇格納庫。これまで見てきた他の護衛艦同様、外舷塗装はムラや汚れもほとんどなく、良好なコンディションを保っています。
↑手荷物検査を終え、桟橋からヘリコプター格納庫にアクセスしました。長距離カーフェリーもびっくりの巨大な格納庫に圧倒されます。
格納庫内では、哨戒ヘリコプターSH-60Jの展示および、護衛艦をテーマにした絵画の展示、物販コーナーの開設などが行われ、大変賑わっていました。
↑後部エレベーター。この日は使用されていませんでしたが、前部のものより大型です。格納庫の内壁は白ですが、エレベーター周りは黒く塗られているのが印象的です。
↑↑前部エレベーターは、見学者の飛行甲板へのアクセスに使用されていました。以下、連続写真です
↑稼働時には、大音響のブザーが鳴り響きます。この緊張感がたまりません。
↑エレベーターの稼働するスピードはかなりのものです。しかし、急発進、急停止するわけではなく、やんわりと発信→停止するので、人にもヘリコプターにも優しい設計になっていることが分かります。
↑ちなみに左に少し写っているのは、SH-60Jです。エレベーターが上がっていくと、それまでエレベーターがあった部分の床面は凹んだ状態になってしまいますが、この床面は、後部エレベーターの写真と同様に、格納庫の床面をフラットにするところまでせり上がる仕組みになっていると思われます。
↑エレベーターを裏側から見る機会というのも珍しいですね。メカ好きにはたまりません(笑)
↑続いて、私たちもエレベーターに乗り込みます。隊員がロープで仕切り、安全を確認した上で始動します。
↑可動自体は驚く程静かで、かつ振動はほとんど感じられないことに驚かされました。徐々に迫る巨大な艦橋に、ボルテージもいよいよ最高潮です!
↑あっという間に飛行甲板に到着! 飛行甲板や艦橋、装備品や搭載機の様子は、次のページでご紹介しますので、続きをぜひご覧ください。
|