1/350スケール 戦艦 大和
田宮模型製インジェクションキット 2回目















タミヤ 1/350

昨年の夏からから久しぶりの1/350艦船模型の製作になりましたが、今回も
使用キットはタミヤの戦艦大和です。 4〜5月中はわけあってこればかり3連続
での製作となりました。

基本的にディティールアップに使用したパーツは前回と同じもので、自作
部分や基本的なパーツ構成などを見なおしてます。

また、この大和には大幅にウェザリングを施しました。ラッカー塗膜の上
に、エナメル系、アクリル系と種類の違う塗料を塗り重ねてます。



塗装中。塗料は白立ち上げのあとに艦底色を全面的に吹き付けて重量感を
だすためのサビ止め塗料の下地を作って仕上げました。



観測室周りの手摺がまだついていない状態ですが、艦橋組みたて中の写真
です。もちろんパーティングラインはパテ埋めしてあります。大きいモデ
ルはやはり迫力がありますね。



錨鎖周りのウェザリング。錨鎖自体はフラグシップの模型用チェーンを使
って再現しました。錆色は筆塗りとエアブラシの両方を使って再現。仕上
げにスモークをシンナーで薄く溶いたものをアクセントとしてまばらに吹
き付けてあります。



砲塔周り。タミヤキットは大和坂の再現がシャープです。機銃はより新し
い考証にしたがって単装機銃から3連装機銃に改めてます。ブルワークは
タミヤのカスタマーサービスから純正パーツを取り寄せました。単装機銃
の穴はパテ埋めしてあります。



舷側のウェザリング。この部分は汚れを立体的に再現するため、一度大雑
把に汚してから船体色を薄目に再塗装、そしてその上からさらに汚してあ
ります。



防空指揮所から砲列を望む。防空指揮所には真鍮線を2本並べて接着して
自作した双眼鏡を配置してあります。



空中線は模型用テグスによって再現。煙突は開口されています。



副砲周り。バーペッド背面の出入り口を再現しました。補強板などはプラ
バンで作った自作のものです。



射界制限枠の追加。これも真鍮線を切って曲げて、現物あわせの自作作業
です。



**総括**

久しぶりの1/350モデル製作とあって、気合を入れて製作したこの大和なの
ですが、現在は残念ながらこの世にはありません。宅配業者の輸送中に事
故によって亡き物となってしまったのです。

かわりの品は、次に製作した3回目の大和の直後に4回目として再製作する
ことになりました。 この2回目大和が失われたことはとてもが残念でした
が、この製作経験は3回目以降の製作の際に非常に役に立つことになり、こ
の製作は決してムダではなかったと実感しました。





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