ハセガワ 1/350
戦艦『陸奥』製作記
↑戦艦陸奥の41cm砲。今回は、国内で実用化された初の戦艦用主砲であり、世界で最初
に採用された41cm艦砲であった、45口径八九式41cm砲の製作です。
主砲および副砲の製作
後部艦橋と煙突を終え、今回はいよいよ主兵装たる主砲の製作です。
主砲、副砲の製作を終えれば、残る構造物は艦橋のみで、製作もこれより終盤へと向かいます。

↑これよりいよいよ陸奥の主兵装の製作を開始します。今回は副砲の
製作のから開始しました。砲身は、ライオンロアのパーツセットに
含まれている真鍮挽き物砲身を使用しました。 脱脂を行い、割り箸
にピンバイスで穴を開けた塗装用の治具に砲身を差し込み、プライマ
ーで処理した後、塗装します。

↑ライオンロアのパーツセットには、真鍮挽き物砲身の他に、この
ようなレジン製の防水布が含まれていたので、今回はこれも使用し
ました。こちらも真鍮砲身と同様に、脱脂した後、ランナー状態で
レジンプライマーを吹き、塗装します。今回は、防水布には灰色9号
を塗装しました。

↑砲身、防水布と、社外品を使用することで、純正パーツはおのずと
基部のみの使用になりました。パーツにはパーティングラインが大き
く出ているので、サンディングして処理しました。左が処理前、右が
処理後の様子です。

↑左が純正パーツを組み合わせた副砲。右側のふたつが、ライオンロ
アパーツを組みつけた副砲です。砲身が真円になり開口されただけで
なく、防水布も実感的になりました。(見えない部分ですが、尾栓が
再現されていたので、ゴールドに塗装しました)

↑船体に装備された副砲。長門型戦艦は日本戦艦中唯一、副砲が
二層に渡って装備され、非常に迫力があります。

↑続いてはいよいよ主砲の製作です。塗装治具を使って塗装するところ
までは副砲と同じ手順ですが、主砲の場合は内筒に地金の色を残す為に
砲口に爪楊枝で栓をして塗装しました。

↑防水布に関しても、副砲と同じくライオンロアのレジンパーツを使用
します。今回は使用していませんが、ライオンロアのパーツには、純正
パーツと同じく仰角を上げた状態のレジンパーツも含まれているので、
仰角を上げた姿勢や、記録映画で見ることのできる交互撃ち方の体勢を
再現することが可能です。

↑主砲塔のパーツは、純正で非常によく出来ているので、前面のラッタ
ルの切削と測距儀の合わせ目の処理以外は、今回はほぼそのまま使用し
ました。右が処理前、左が処理後です。

↑主砲塔は、純正パーツを処理したこの段階で一度全体を塗装します。

↑そして、先に塗装を済ませたエッチングパーツを取り付け、さらに
もう一度塗装してゲート跡や接着箇所の質感を整えます。

↑手摺およびラッタル、そして無数の支柱は全てライオンロアのパー
ツです。レジン製の防水布は大変実感的ですが、同じライオンロア製
のキャンパスガードのエッチングパーツとの相性があまり良くないよ
うで、注意しないと干渉してしまうので、先に防水布を取り付け、あ
とからキャンパスガードを取り付けた方が無難です。

↑最後に、空中線支柱と外筒砲操作台を取り付けました。これはホワイトエンサイ
ンのエッチングパーツです。外筒砲取り付け台はライオンロアですが、
操作台はライオンロアパーツに含まれていないので、必然的にホワイト
エンサイン製となりました。(ホワイトエンサインのパーツには取り付
け台と操作台の両方が含まれています)
次回は、いよいよ最後の構造物、前部艦橋の製作です。