フジミ 1/700航空母艦『大鳳』








FUJIMI 1/700

この作品は、製作依頼によって製作させて頂いたものです。

ディティールアップのメインには、フジミの『G-up36 日本海軍航空母艦 大鳳専用エッチングパーツ』を使用し、同じく『G-up37 日本海軍航空母艦 大鳳 専用木甲板シール』に付属のエッチング(エレベーター、着艦制動策など)を併用しました。





フジミ1/700航空母艦『大鳳』、左舷前方からの全景。フジミの1/700『大鳳』は木甲板仕様とリノリウム甲板仕様の2種類が発売されていますが、今回はお客様のご希望で木甲板仕様をベースにしました。



フジミ1/700航空母艦『大鳳』、左舷後部からの全景。木甲板の表現は(G-up37に付属の木製シールは使用せず)、塗装で行いました。また、白線および赤線、後部の着艦標示などもデカールは使用せずに全て塗装で仕上げております。



右舷船首付近の様子。大鳳独特のエンクローズドバウが近代的な艦容を演出しています。



右舷艦橋付近。フジミの純正エッチングパーツは艦橋周りのパーツが充実しているため、煙突内部やジャッキステー、21号&13号電探、艦橋窓枠などが精密に仕上がりました。



右舷船尾付近の様子。応急舵の取り付けはお客様のご希望によるもので、ハセガワのエッチングパーツを使用して追加しました。また、舷外電路の追加もご要望いただきましたので、フライホークの汎用パーツを取り付けています。



船首付近を左舷から見た様子。比較的シンプルで洗練された大鳳の艦容の中にあって、飛行甲板船首付近の赤ラインは良いアクセントになりました。



艦橋付近を左舷から見た様子。航空母艦は右舷からと左舷からで、それぞれ表情が異なって見える点が面白いです。



左舷後部の様子。無数に張られた着艦制動策は、流星などの大型機に対応した三式制動装置です。


**総括**


エンクローズドバウと大型の艦橋が近代的な魅力を見せてくれる大鳳は、神戸の川崎造船所で建造された事もあって、個人的にたいへん思い入れのある空母です。

1/700のフジミキットも魅力的な製品ですが、個人的にはいつか1/350で精密な大鳳のキットが発売されてくれれば・・・と期待せずにはいられません。


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