フジミ 1/700戦艦『長門』開戦時
FUJIMI 1/700戦艦『長門』開戦時
この作品は、製作ご依頼をいただいて製作したものです。
ディティールアップパーツはお客様からの御指定があり、フジミ純正の『G-UP10 日本海軍 戦艦 長門 専用エッチングパーツ』に加えてジョーワールドの『JPE717 IJN 戦艦「長門」飛行機作業甲板セット』を使用し、12.7cm連装高角砲、25mm連装機銃、探照灯、錨などをファインモールド製のナノドレッドシリーズのパーツに交換しました。
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フジミ1/700戦艦『長門』、右舷船尾側からの全景。今回の製作は開戦時キットをベースとしています。これまでは1/700の長門型戦艦はアオシマ製のキットを製作する事が多かったのですが、今回は初めてフジミ版をベースとしました。
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主砲塔から艦橋にかけてのクローズアップ。艦橋窓枠は一部、純正エッチングパーツに含まれない部分があったので、汎用パーツを使用して追加しました。
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船体中央部の様子。フジミの純正エッチングパーツは煙突出口とジャッキステー、探照灯架台などが充実しています。また、後部艦橋のクロスツリーも精密感の高いパーツが付属しており、実感アップに役立ちます。
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船体中央部の別アングル。旗艦機能を持った戦艦だけに、大量の艦載艇が華やかさを演出しています。
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中央構造物を若干後ろ側から見下ろした様子。このアングルで見ると、艦橋床面や航空作業甲板などのリノリウム部の質感が際立ちます。 航空作業甲板にはジョーワールドのエッチングを使用し、押さえ金具の塗膜を剥がして金色の地肌を露出させました。
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煙突から船尾にかけてのクローズアップ。木甲板は塗装による仕上げです。
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**総括**
フジミキットのディティールアップは、基本的には純正エッチングとナノドレッドのパーツだけでも充分な仕上がりとなりますが、今回はそれに加えてジョーワールドの航空作業甲板を使用しました。 このパーツは取り付け前に飛行機運搬軌条やリノリウム押さえのモールドを削り取らなくてはいけないほか、構造物の一部をプラ板で作り直さなければいけない構成になっているために少々使用難度が高いのですが、完成後のイメージアップ効果は非常に高いので、多くの艦船模型ユーザーの方にお勧めしたいパーツです。
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