フジミ 1/700航空母艦『赤城』
FUJIMI 1/700航空母艦『赤城』
この作品は、艦船模型製作代行のご依頼品として制作したものです。
1/700の赤城はハセガワとフジミから発売されていますが、今回はお客様のご希望によりフジミキットを使用しました。ディティールアップにはフジミ純正のエッチングパーツと木製甲板に付属のエッチングを使用しました。（木製甲板シールは使用せず、木甲板は塗装仕上げです） また、メインマストはフジミのどのパーツにも付属していないため、この部分のみハセガワのエッチングを流用しました。
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その他、手を入れた部分は25mm連装機銃をファインモールド製ナノドレッドシリーズのパーツに交換したほか、飛行甲板上の探照灯を展開状態とし、同じくナノドレッドシリーズの探照灯に交換の上、レンズ部分を透明に塗り分けました。
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右舷後部よりの全景。お客様のご希望により、飛行甲板の白線および紅白の表示にはデカールは使用せず、全て塗装で仕上げました。また、飛行甲板後部の支柱の間に配置される補強の筋交いも真鍮線で再現しています。
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左舷から見た船首部の様子。エレベーターと遮風柵のエッチングはフジミの木製甲板セットに付属のものを使用しています。
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左舷後部の様子。通路および高角砲デッキの内部はリノリウム色の塗り分けを行っています。
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艦橋付近。後部のメインマストはハセガワのエッチングを流用することで、かなりシャープに仕上がりました。
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右舷船首付近の様子。この角度で見ると、巨大な煙突とジャッキステーが目立ちます。汚し塗装はお客様のご希望でごく弱めとしました。
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右舷後部の様子。飛行甲板上の『ア』の識別表示、風向き表示、紅白の着艦表示などはすべてマスキングして塗り分けました。今回のご依頼は艦上機を配置しないというご指定を頂いているので、飛行甲板の表現には特に気を遣いました。
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＊＊総括＊＊
1/700の空母赤城は最近、ハセガワから発売されて話題を集めていますが、いまのところ当工房ではフジミキットの製作依頼がメインで、まだハセガワキットの製作は回ってきてはいません。
フジミのキットはパーツ数も多く、説明書も難解で苦労が多いですが、数をこなしてきているので現在ではそれほどストレスなく組めるようになりました。ハセガワキット制作時には、また組み立てやすさの違いなどもレポートしてみたいと思います。
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