＊＊総括＊＊
フジミの飛龍はもう何回製作したことでしょう？パーツ構成が比較的シンプルなアオシマ製とは正反対に、極力パーツを細分化しているため、組立は楽ではないですが、完成したときの精密感は抜群です。しかし、その反面、難点なのは、（フジミの空母キット全般に言えることですが）飛行甲板上の着艦制動策が省略されている点で、せっかくの空母の機能美を損なっている点でしょうか？ 今回は、これらの再現のために、木製甲板に付属のエッチングパーツを使用しました。 木製甲板に付属のエッチングもなかなかツボを付いたパーツ構成なのですが、もれなく木製甲板シールが付属するため、シール本体を使用しないモデラーにとってはもったいない買い物になる点が辛いところですね。いずれにしても、フジミ製ぱーつだけでもかなりのレベルのディティールアップが可能となるため、「純正パーツ以外は信用できない」という方には、とてもありがたいパーツラインナップと思います。
|
