AMT 1/25 トゥルースポーツ ローラT8 ジャッド バドワイザー






AMT LOLA T88 JUDD Budweiser

この作品は2013年以来、マイブームとして少しずつ作りためているインディーカーモデルの一台で、2014年の奈良模型愛好会第7回展示会に向けて製作した作品になります。

今回製作したのは、1986年のインディ500勝者のボビー・レイホール(ボビー・レイハル)が1988年のインディ500でドライブした、トゥルースポーツのローラT88ジャッドです。このチームのマシンはキット化されていないため、AMT製のニューマンハースレーシングローラを使用し、Indycals(http://www.indycals.net/)製デカールで仕上げました。





1988年製のインディカーエンジンの中で、ジャッドエンジンはAMTキットではリリースされておらず、再現する方法がなかったので、今回は初めてカウルハメ殺しでの製作となりました。(あとからモノグラムキットにジャッドエンジンのモデルがあることに気づきました) カウルハメ殺しというと、一見、楽な製作方法にも思えるのですが、インディーカーの場合はミッションケースの大半がカウル外に露出した形となるため、結果的には(塗りわけの関係で)普段の製作とほぼ同じ工程を踏むことになりました。



ボディーカラーはいつもどおり黒から立ち上げています。グレー→ホワイト→ピンクと塗り重ね、赤はフィニッシャーズのシルクレッドを使用しました。ディティールアップはシートベルトのみです。(ウインドスクリーンが塗装仕上げになっているからか?これまで製作したニューマンハースやディックサイモンのローラとは随分印象が変わりました)



サイドから見ると、インディーカー特有の重心の低さがよくわかります。トゥルースポーツは当時、ローラのアメリカ法人と呼ばれていたように思うのですが、このチームは後ほどボビー・レイホールに買い上げられ、『レイホール・レターマン・レーシング』となりました。レイホールはホンダユーザーとして日本のファンにもお馴染みの存在でしたが、現在はボビーの息子のグラハム・レイホールが活躍しており、アメリカンモータースポーツを語る上で欠かせない一家となっています。


**総括**


これまで製作したインディーカーを並べてみました。(我ながら、良くここまで集めたなと思います)
↓↓↓

1988年のインディ500参戦車両はまだまだ多くのバリエーションが製作可能ですので、これからも無理のない範囲で製作を楽しんでいきたいと思います。次はデレック・デイリーのレイナーレーシングローラか、AJ・フォイトエンタープライズローラのどちらかを製作予定です。




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