**総括**
「小さな巨人」という言葉をよく耳にしますが、1/350で宗谷を見ていると、そうした呼び名がふさわしく思えます。同じ1/350の戦艦や空母、大型貨客船などと比べると本当に小さな体ですが、この小さな体に鞭打って戦争を生き抜き、南極まで行き、そしてその後も巡視船などとして活動を続けました。
宗谷に関する本を読んでいると、本当にこの船には海の神さまが住み着いているのではないか?と思うほど、不思議な力を秘めていることを教えられます。
第三次観測隊のキットは、発売直後に入手し、長い間眠らせてあったのですが、今回のJMCを機会にようやく完成させることができたことを大変喜ばしく思っています。
三笠、宗谷、そして氷川丸と、それぞれ日本の歴史上において重要な役割をはたした船を次々と製品化してくれるハセガワ社には、本当に感謝してもし尽くせません。
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