1/350スケール 南極観測船 宗谷 第一次南極観測隊
長谷川製作所製インジェクションキット製作記









ハセガワ 1/350 第一次南極観測隊

宗谷と言えば、まず第一に浮かぶのは南極観測船の活躍でしょう。HIGH-GEARedも少年の
頃から宗谷の名を知っていましたが、2006年の旅行記を見ればお分かりになるとおり、
当時は宗谷という船に関しての知識は まだ第一次南極観測を成功させた船というものの
みに留まっており、それ以前、それ以後の詳しい活躍は一切知りませんでした。

しかし、その後、「船の科学館資料ガイド」をはじめとする、宗谷に関する資料を読み
すすめるうちに、宗谷のたどった数奇な運命、そして戦前、戦中、戦後の混乱期のあら
ゆる活躍、武勇伝、そして宗谷が起こした数々の奇跡の数々を知るにつけ、宗谷とい
う船とそのドラマチックな船歴に強く魅きつけられるようになりました。

ハセガワの1/350南極観測船宗谷は、HIGH-GEARedが2006年に宗谷を訪れた直後に発売さ
れた新作で、同スケールの三笠、雪風に続く同社の1/350シリーズの三作目にあたるもの
です。 

今回の宗谷キットも前述の2隻に引き続き、ユーザーの期待を裏切らない素晴らしい完
成度を見せており、軍艦以外の船舶模型ファンには待ち望んだキットとなりました。

三笠や雪風もそうですが、近年のハセガワはキット化の対象を、有名さや採算面よりも、
歴史に残す意義がある船に絞る傾向があり、我々船と模型を愛する人間の共感を呼んで
います。 

こうした挑戦には大きなリスクも伴っていることは誰にでも理解できることではあるの
ですが、あえて船を愛する人々の心に訴えかける挑戦を続けるハセガワを、これからも
応援していきたいと思います。

今回の製作記は、この1/350南極観測船宗谷を、純正エッチングパーツを使用しつつ、解
説書に忠実かつ、資料に照らし合わせて製作していきます。 ディティールアップ派の
方には物足りない製作記になるかもしれませんが、これから製作される方には参考になる
部分もあるはずですので、よろしくご覧くださいませ。




■□ 製作記メニュー □■

宗谷 第一次南極観測隊 船体と船橋周りの製作

艤装の製作

完成画像

ハセガワ賞受賞




↑2006年、船の科学館において実際に宗谷を見学した時の写真です。その後の第二次以降の南極観測およ
び巡視船としての改装を重ねて退役した後の姿ということで、今回の第一次南極観測隊仕様とは大きく外
見が変わっているとはいえ、実船を見学できたのは資料的にもメンタル的にも、今回の宗谷製作に向けて
の有意義な体験となりました。



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