1/350スケール 戦艦 大和 新考証11回目
田宮模型製インジェクションキット 19回目














タミヤ 1/350 新考証11回目

1/350戦艦大和は19回目の製作になります。 今回は、前回のような航空作業甲板周り
のディティールの煮詰め作業や真鍮砲身などの使用はせずに、2005年8月の製作例を
基本に、各部の作業精度を向上させた仕様となりました。

HIGH-GEARed HOBBY WORKS!!の1/350戦艦大和の作例ので船体色は、最も
オーソドックスなクレオス32番を中心に、ピットロードカラーやタミヤカラーなど、様々な
塗料を使用してきましたが、今回船体色の塗装には、GSIクレオスの13番ニュートラル
グレーを使用しました。 大和ミュージアムの1/10モデルに近いイメージということで、
色のスケール性も少し考慮した選択です。



↑中央構造物周辺。05年8月の作例同様、高角砲身は真鍮パイプ仕様しました。現在
では真鍮高角砲身のパーツもリリースされておりますので、HIGH-GEARedも近いうちに
試してみる予定です。



↑中央構造物の様子。その2。


↑増設機銃座は、甲板のブルワークのみ角型のものをプラバンにて自作しました。
船尾の機銃座は新しい考証による形状に変更し、甲板の継ぎ目部分を極力目立
たなく加工するなど、以前の作例より各部の加工精度を向上させました。



↑鋼板継ぎ目の様子。最近の雑誌の作例を見るに、この表現が個人的には
ちょっと厚化粧に思える作例が多いような気がしています。 個人的にはサフ
階層による再現が気に入ってますので、この方法のまま精度を上げる方法を現在
検討中です。



↑航空作業甲板の再現は従来どおりです。主砲、副砲ともに、
砲身の砲口はピンバイス加工による再現です。


**総括**

1/350戦艦大和は19回目の製作を終えて、次回は20回目となります。8月頃には、1/200
ファインディティール製作記のような、詳細な製作記を掲載しつつ、自分の中での決定版
を製作する予定ですので、興味のある方はぜひご覧ください。

2005年年末から2006年半ばにかけての大和ブームの中、大和や大和の模型に関する
様々な書籍や資料集が発売され、HIGH-GEARedも新しいものが発売されるたびに
購入してきたのですが、最近ではどうもマンネリ気味です。

資料模型などは別として、プラキットをベースにした雑誌の作例などは、もうほとんどの
パターンが出尽くした感もあり、1/700用などとして、新たに発表されるパーツ郡もどれ
も似たりよったりです。 

たくさんのプロが集まって編集されている出版物ですらそうなのですから、HIGH-GEAR
ed HOBBY WORKS!!などは、ネットで情報を収集する大和模型愛好家の方には
マンネリ極まりないサイトかもしれませんね。(笑)

今回は、モデルアート増刊号で大和特集号が出るということで、1/350ライオンロアのパー
ツを使用した作例が載っているかもと期待していたのですが、残念ながら掲載されて
いませんでした。(ほとんど前知識のないまま、8月に挑戦します)

そろそろ大和模型界(?)に新風を吹き込むようなキットまたはパーツまたは作例に期待
したいです。 





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