今回は射出機とジブクレーンですが、これらはライオンロアから発売になったばかりのニューパーツ『至高の大和』のパーツを中心とした仕上げとなりました。 まず、射出機ですが、このパーツは純正パーツは使用しない置き換え型のパーツとなるため、リニューアル前の『究極の大和』とほとんど変わったところはなく、同じパーツのようでした。(『究極VS至高』対決の射出機対決はドローと言えそうです) |
↑パーツは『究極』同様、エッチングとレジンを組み合わせるもので、パーツ構成もそのままとなっています。 ライオンロアの射出機で特筆すべき点は内部再現の繊細さで、純正プラパーツでもトラスが抜けているのがほぼ常識となっている現在においては、この繊細さは強力な武器と言えると思います。 |
↑昔はプラ丸棒から自作していた爆発筒もレジンパーツで繊細に仕上がっています。 次にジブクレーンですが、『究極』の時とはベースにする純正パーツが異なるため、リニューアルが施されています。 |
↑ジブクレーンパーツ全景 パーツの変更点は、わかりやすいところでは、基部の柱の直径が変わったことで、柱を取り付ける「のりしろ」が細くなっているところが挙げられますが、その他にも、滑車のパーツが折り曲げて二枚がさねにする構造を利用して、前回よりも立体感のある仕上げとなっています。 |
キットパーツの柱の部分に切削加工が必要になるのは『究極』と同じですが、前回がフロアの切り取りが必要だったのに対し、今回はトラスの除去のみで済むようになっています。 柱が細くなったのに対してトラスのサイズは『究極』データを引き継いでいるのか?そのままのになっているようで、柱とトラスの間には若干隙間が空きます。 気になる方はプラ板などで埋めるか、トラスを作り直すのが良さそうです(上記画像右側) |
↑クレーン本体組立完了の図。沖縄特攻の時には船尾の空中線支柱は取り払われていたと言われているので、取り払われた状態を再現するなら、クレーンはこれで完成です。 今回は模型映え優先で考証を無視し、空中線支柱を取り付けました。 画像の上に写っているのは、各メーカーのエッチングパーツ(左からタミヤ、ライオンロア、ポントスモデル)です。 ライオンロアはリベット表現が繊細で、ポントスモデルはモンキーラッタルを再現、タミヤ製は頑丈さで最強です。(曲げやすさはタミヤが最も優れていて、ライオンロア、ポントスモデルの順番になります) ちなみに船尾の空中線支柱は折りたたみ式だったとする説もあるようですが、個人的にはこんなバカでかいものを折りたたむのはどう考えても無理だろうと思っておりますので、選択肢は付けるか付けないかの二択です(笑) |
↑無事組みあがったジブクレーン。 柱のプラパーツを除き、全てライオンロアパーツで仕上がっています。 次はいよいよ重要な構造物、煙突の製作です。 |
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