25mm三連装機銃に引き続いて、大和の代表的な対空兵装、12.7cm連装高角砲の製作をご紹介します。 今回はシールド無し、シールド有りの、どちらの高角砲もポントスモデルのパーツによるディティールアップで、シールド無しのものはディティールアップというより、レジンと真鍮のパーツによる置き換えとなりました。 |
↑シールド無し高角砲は、既に12.7cm連装高角砲の精密パーツとしては決定版となったベテランモデルのパーツがポントスモデルには含まれます。レジンパーツがメインですが、砲身は挽き物なので砲身の曲がりもパーティングラインもありません。(砲身取り付け部は、1mmのドリルでさらいなおしておくと、取り付けがしやすくなります) なお、砲側照準所のパーツは床面とかみ合わせるのが少々難しいかもしれません。床面の上に照準所の外壁を乗せるのではなく、床面を外壁の中に収めるようにします。 |
↑ベテランモデルの高角砲は、レジンパーツと砲身の組み立て労力が30パーセント、装填台のエッチングの組み立てが70パーセントです。装填台の取り付けは面倒かもしれませんが、大変シャープな仕上がりになりますので、ぜひ取り付けましょう。 シールド付きの高角砲は、シールドがアンダーゲート処理されているので大変助かります。 キットではシャッターに砲身を差込み、一体化した状態で俯仰ができるように設計されているので、その機構を生かしたまま、砲身のみをポントスモデルの真鍮砲身に置き換えました。 |
↑砲身はプラ砲身を切り取って1mmの取り付け穴をあけ、差し込む方法で固定します。ポントスの高角砲身はシールド付きとシールド無しで区別はないので、最終的な長さが同じになるよう、注意が必要です。 |
↑このように、高角砲身は俯仰が可能!(塗装時にはシャッター内部に色がまわるように、仰角を上げた状態と下げた状態で二度塗りしましょう) 砲身の取り付けが完了したらシールドを取り付け、ポントスモデルのエッチング手摺を取り付けました。 手摺は脚をイモ付けする方式のものですが、キットパーツに浅めの取り付け穴が空けられているので、接着強度は意外とあります。 次は、射出機とジブクレーンの製作です。 |
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