バンダイ 1/144 MS-14Fs ゲルググマリーネ シーマ・ガラハウ中佐機










BANDAI 1/144ハイグレードユニバーサルセンチュリー 

このゲルググは、奈良模型愛好会第四回展示会のキャラクターモデルのサブテーマ『機動戦士ガンダム0083』に合わせて製作していたもので、HGUC作例としては当サイト初、ガンプラとしては2作目の製作になります。

ガンプラ復帰2作目ということで、今回も前回のザクUと同じく、キットを素直に組む練習と思って ほぼ素組としています。





MGと違ってHCUCの場合、内部フレームは再現されていませんが、前回製作のザクUに合わせて、間接部分はメタリックに塗装してメカニカル感を演出しました。



ランドセルやプロペラントタンクはマリーネライターの見せ場になる部分ですので、塗り分けを極力丁寧に行いました。


**総括**


ガンダム0083をご覧になった方は、シーマ・ガラハウ中佐をどのように思われますでしょうか?

物語を単純に追えば、単なる好戦的な悪女という評価で終わるのかもしれませんが、一年戦争時代のエピソードなどを聞くと、不遇な環境に振り回されつつも、最後まで諦めずに(とかくロマンチストになりがちなジオン公国軍将校の中にあって)現実と向き合い戦い続けた強い女性としての魅力が見えてきます。

また、戦略、交渉、艦隊指揮、そしてパイロットと、何をやっても一流の能力を発揮するあたり、後の時代での活躍をもっと見たかったと思わせられるキャラクターです。

キットはそんなシーマ中佐の隠れ人気に反し、プロポーションに難があるという評価を良く耳にするHGUC初期のキットですが、当サイトではHGUCの製作自体が初めてですので欲張ったことはせず、今回もほぼ素組で仕上げてあります。(一部装甲のパンチングのみピンバイスで行ったのと、デカールを一部グフ用から流用しました)

シーマ機専用のガンダムカラーは絶版になってかなり長いのですが、和歌山の友人モデラーの工房を訪問した際に、案内してもらった模型店で奇跡的に売れ残っていた塗料を使用しました。

マリーネライターのパープルはアニメで見る限りでは青紫に近い色調なのですが、ガンダムカラーは意外に赤紫だったので 結構印象が変わりましたが、せっかく手に入れた貴重な塗料なので、今回はあえて調色せずに、そのままの色調を生かしております。

ガンダム0083を見て以来、作りたい機体だったので、無事に完成してくれて嬉しいです。
これからもガンプラは年一作以上のペースを目指したいです。


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