1/32 三菱零式艦上戦闘機 零戦 52型
TAMIYA製インジェクションキット（リアルサウンド・アクションセット） 2回目
タミヤ 1/32
2003年末、父のために零戦52型リアルサウンドアクションを製作した時のことは、以前のギャラリー
に掲載したのですが、2006年2月に再びこの零戦を製作する機会が巡ってきました。
メカの搭載や光ファイバーを使用したギミック、基盤の搭載など、普通のプラモデルを組み立てる
工程とは異なる部分も多く、製作にはそれなりに苦労があるのですが、そうした点は一度経験を
積むことで、2度目は更に細部に気を配って製作を進めることができました。
前回製作の零戦とのツーショット。同時にリアルサウンドアクションを作動させると物凄い轟音で
戦闘機隊発進の緊張感溢れる情景が再現できます。(笑)
塗装や製作面に関しては基本的に以前の作例と全く同じもので、2回目の利点を生かして各部
の精度を煮詰めました。
引き込み脚の裏側の様子。ブレーキホースはゴムホースで再現されます。
機銃カバーをはずした様子。ギミック内蔵モデルとはいえ、内部ディティールを可能な限り
犠牲にせず見せる工夫はタミヤならではのものです。 モーターも小型なので栄エンジンの
内部に無理なく収まります。
ディティールアップなしでここまでリアルに再現可能なコクピット。塗装はクレオスMrカラーで
全体を塗装し、細部はタミヤエナメルカラーの筆塗りにて彩色しています。
シートの様子。実はこのモデルは光ファイバーにて室内灯も点灯します。 翼端灯なども
含めて少し暗いところでアクションを見る楽しみもあります。
コクピット内別角度から。機銃照準機はクリアーパーツとエッチング製のもので、実物に準じた
形状をシャープに再現しています。
＊＊総括＊＊
以前は父からの依頼での製作でしたが、今回はキットを提供して頂き、第三者からの依頼で
の製作となりましたので、とにかくリアルサウンドアクションが上手く働くかどうかがカギでした。
父の模型はどうなってもいいというわけではないのですが(笑)、あの模型はその後すぐにモ
ーターの回転が重くなるトラブルがあり、タミヤに請求してパーツを送ってもらい、直したので
すが解決しなかった経緯があったので、今回の製作の際には、そうしたトラブルが起こった
場合のことを了解して頂き製作したのですが、その心配は杞憂に終わってリアルサウンドア
クションは抜群の安定感で作動しました。（パーツ対策されたのですかね？）
模型の完成度も以前の経験を踏まえての製作とあって、各部の精度も向上して満足のいく
仕上がりとなりました。
飛行機モデルは現在のところあまり製作の機会がありませんが、大変興味深い分野のひと
つですので、今後日本機を中心にいろいろな機種を作って集めて行きたいと思ってます。
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