1/35スケール 九七式側車付自動二輪車 『陸王』
ピットロード製インジェクションキット
PITROAD 日本陸海軍 九七式側車付自動二輪車 『陸王』1/35
2008年から細々とコレクションを開始した1/35日本陸軍AFVですが、
今回は初めてのソフトスキン挑戦となりました。
キットはピットロードの九七式側車付自動二輪車 『陸王』。
メーカーからの発売に先駆けて、アーマーモデリング誌の2009年1月号
の付録として同梱されていたもので、雑誌に掲載されていた資料を
確認しながらの楽しい製作となりました。
↑陸王はハーレーダビッドソン社製のライセンス生産品に駆動輪を
装備した側車を搭載した軍用サイドカーで、1937年に陸軍省によって
正式採用されました。陸軍以外にも海軍陸戦隊においても使用され、
偵察や伝令などの任務に使用されました。
＊＊総括＊＊
この陸王は、実車が福山自動車時計博物館に展示されているそうです。
実はHIGH-GEARedは一昨年に同博物館を訪れているのですが、当時は
まだ日本陸海軍の車両にそれほど興味がなかったため、それとは知ら
ずに写真も撮らずに通り過ぎてしまっており、今思えばもっと細部
を確認しておくべきだったと後悔の念が残りました。
2009年上半期は、本業と静岡ホビーショーへの出展にむけた準備等
で多忙を極めた時期ですが、ホビーショー出展作品で、完成までに
二か月半（95時間）を費やした1/350重巡洋艦「高雄」が完成して
から1週間ほど時間があったため、この陸王を製作してみようと思い
立ち、ホビーショー本番前の3日ほどでサクサクと完成させました。
製作は完全に説明書どおりでディティールアップは何もしていませ
ん （塗装は陸軍カーキ１色）が、資料に従ってハンドル右側のレバーの
みカットしました。
次に製作予定の日本陸軍車両は、旧軍戦車の代表格といえる、
九七式中戦車「チハ」です。 まだ未定ですが、タミヤの一式砲戦車
のパーツをコンバートして、インテリア再現バージョンを作ろうかと
検討しています。
また、今回参加したホビーショーでは、隣のブースで金子辰也氏の
製作されたブレイブモデル製五式中戦車を間近に拝見することができ、
ファインモールドの五式もぜひ製作してみたいと、候補にいれること
にしました。
艦船の合間を縫って、また日本陸海軍AFVも楽しんでいきたいと思います。
↑受領したばかりの新車について、三式中戦車上にて談義中の戦車兵二人
（左：年輩の戦車兵【里夫さん】、右：若手の下士官 【武雄さん】）
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