GSIクレオス(オオタキ) 1/450 クイーンエリザベス2世号 キュナードライン 











GSIクレオス Mrホビー 1/450 客船クイーンエリザベス2 

この作品は製作依頼とは別に、プライベートで製作していたもので、内部照明を仕込むなど、普段とはちょっと違った演出を盛り込んだものです。

キットはオオタキが開発し、現在ではGSIクレオスから発売になっている1/450のものです。

スケールは普段製作している1/350より小型の1/450ですが、実船が全長300メートル近くある大型船ですので、完成後の長さは650mmほどあり、軍艦より腰高ですのでかなりの迫力があります。





塗装は白塗装になるため、透け防止のためにグレー(捨てサフ)→黒サフ(ガイア)→オキサイドサフ(ガイア)→GX1クールホワイト+フラットベースなめらかスムース→GX100スーパークリア3+フラットベースなめらかスムースという順番で、けっこう手間のかかった塗装を施しました。



その他、船底はダルレッド、デッキグリーンおよびデッキグレーはイメージに合わせて調色したものを使用し、木甲板は下地にイエローを塗装し、ソリッドカラーWB4甲板色1を上塗りしました。



手摺りは1/350ビスマルク製作時に余っていたエデュアルドの手摺りを使用し、一番上の横棒のみ木製をイメージしてブラウンに塗装しました。


**総括**


この作品はワケあって船底に穴を開けることができないので、タミヤの1/350大型艦用台座に置きました(笑)

なお、このキットは開発年代が古いとあって、おそらく1980年代以前の姿を再現してあるのですが、説明書の塗り分けは(販売元が切り替わった影響か)開発当時の塗り分けと、現行キットリリース時の塗り分けが混在していたため、思い切って清潔感のある後期型の塗装に統一しました。

結果、構造物の構成と塗り分けとの設定年代がバラバラになってしまいました(実際にこの塗り分けになった時代には、ハウスの増設や水泳場、球技場の仕様変更が行われ、機関変更の影響で煙突の高さも違うようです)が、自分の中にあるイメージに近いQE2に仕上がってくれたので、満足しています。

1960年代から2000年代まで常に旅客の最前線(軍の徴用を受けたこともありましたが)で活躍しつづけた名客船をコレクションに加えることができて、とても嬉しく思います。

キュナードラインの客船としては、1/1200クイーンメリー2以来の製作となりますが、その後大阪港で実船を見学することとなったQM2も、1/700での製作を予定しているので、来年にでもギャラリーにアップできたらと考えています。


オマケ画像 この作品は電飾搭載でこのような夜景モードも楽しめます。


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