この作品は2013年以来、マイブームとして少しずつ作りためているインディーカーモデルの一台で、モノグラムのローラT88は以前に製作経験があるのですが、AMT版は初めての製作となりました。 また、今回はデカールにIndycalsの海外ディーラー製品を初めて使用し、今後のインディーカー製作において、私個人のスタンダードスタイルを確率する作品となりました。 |
キットはAMTの1/25です。1988年のインディ500に参戦したインディーカーシャシーは、ローラ、マーチ、ペンスキーの三車種ですが、今回製作したのは1988年型のローラ『T-8800』で、エンジンにはコスワースDF-Xを搭載した、最もオーソドックスなパッケージです。 |
カーナンバー7番のローラは、まるでロックミュージシャンのような風貌をしたオランダ人ドライバー『アリー・ルィエンダイク』がドライブしたマシンで、予選6位、決勝10位という結果を残しました。AMTのキットはカウル内部も再現されているため、DF-Xターボエンジンと、ウイングカー形状を再現したアンダーパネルを楽しむことができます。塗装はガイアノーツの黒サフにピュアブラックを上塗りし、オートクリアで仕上げました。エンジン周りやホイールなどのパーツはシルバーメッキされているため、漂白剤でメッキを落とし、各々シルバーやガンメタなどで仕上げました。 |
カウルのはめ合いは驚く程良く、『PROVIMI』のロゴもほとんどズレがありません。今回はデカールはキットのものは使用せず、友人のとみたけさんがわざわざ米国から個人輸入してくださったデカールを使用しました。(初めて使用したため、試行錯誤の連続でしたが、最終的には思った以上にきっちり仕上がってくれました)ちなみに『PROVIMI』とは、動物飼料のメーカーのようです。(一見すると、JPSロータスのようですね) インディーカーデカール作成販売 Indycals → http://www.indycals.net/ |
低いアングルからの全体像。インディーカーは同時代の他カテゴリーのオープンホイールカーと比較して、ワイド&ローなスタイリングがとても魅力的です。 |
これまで作り溜めてきたインディーカーキットです。左から、モノグラム製ローラ・コスワース(Rゲレロ)、AMT製マーチ・コスワース(Rボーゼル)、AMT製ペンスキー・シボレー(Rメアーズ)、AMT製ローラ・コスワース(Aルィエンダイク)。アメリカンモータースポーツらしい賑やかな色彩になってきました。 インディーカー製作プロジェクトは、とみたけさんとの共同体勢で今後も進行していく予定でして、私の次回作は、マリオ・アンドレッティのKマート ローラ・シボレー(AMT)を予定しています。 |