タミヤ 1/700戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』










TAMIYA 1/700戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』 

この1/700イギリス海軍戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』は、製作ご依頼をいただき、製作させていただいたものです。

タミヤのキットで、マレー沖海戦時の仕様になります。

キット自体はかなり古いものですが、組みやすさとディティールのバランスの良さは、さすがタミヤという感じがします。

しかし、キット自体がいくら組みやすくても、この複雑な6色迷彩だけは工程をしっかり考えて塗り分けなくてはいけません。今回は、垂直面の塗り分けはマスキングゾルをフリーハンドで塗り、エアブラシで一色ずつ塗り重ねる方法で塗装しました。 





↑塗り分けは、この段階まで仮組みを済ませてから行いました。 この段階ではまだ構造物は接着していません。

水平面の塗り分けが終わると、次は舷側を全てマスキングして木甲板を塗装、構造物上の水平面は、面積の広い短艇甲板はエアブラシを使用し、面積の小さい艦橋ブルワーク内部などは筆で塗り分けました。

主砲塔も同じように側面をゾルでマスキングしてエアブラシで塗り分け、続いて側面全体をマスキングして天蓋をエアブラシ塗装、砲身の複雑な塗り分けはフリーハンドで筆塗りしました。

キットの塗装指定はタミヤカラーでしたので、Mrカラーへの置き換えをするなど、色々と苦労はありましたが、仕上がりには大変満足して



↑1/700イギリス海軍戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』左舷前方から。低く構えた艦橋と4連装主砲塔が迫力です



↑1/700イギリス海軍戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』右舷側やや上方から。当時の列強の新鋭戦艦の中では、比較的コンパクトな船体です



↑1/700イギリス海軍戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』左舷後方から。迷彩塗装はタミヤの公式サイトでカラーのPDFファイルがダウンロードできるので、それを利用して塗り分けました



↑1/700イギリス海軍戦艦『プリンス・オブ・ウェールズ』の迷彩は左右非対称です タミヤの公式資料の塗り分けをほぼそのまま再現しました


**総括**


今回のプリンス・オブ・ウェールズは、1/700ドイツ海軍戦艦バイエルンとフランス海軍戦艦リシュリュー以来、久しぶりの外国艦になりましたが、同じお客様からのご依頼で、1/700アメリカ戦艦アイオワも製作する機会に恵まれ、2012年9月は外国艦製作の当たり月となりました。

これからも、様々な艦種の製作で安定した完成度を保って行きたいと思います。


↑オマケ画像 フランス戦艦リシュリューとのツーショット

ヨーロッパの連合国側を代表する当時の新鋭戦艦で、双方ともに四連装主砲塔を搭載しているのが特徴です。



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