1/200スケール 戦艦大和
Nichimo製インジェクションキット











ニチモ 1/200

ニチモの戦艦大和は国内最大のインジェクションキットとして、これまで数十年間その
誇りを保ち続けてきたものですが、HIGH-GEARed HOBBY WORKS!!を立ち上げて
以来、今回が4回目の製作となります。(ギャラリー掲載は3回目、幼少の頃に素組したも
のを含めると5回目です)

ディティールアップは前回掲載した2回目の製作記と3回目の製作レポートとほぼ同じも
のということで、今回はディティール写真のみの掲載とします。 


船首ディティール。鋼板の継ぎ目は例によってマスキング&サフ吹きによるもので、
舷側全体に渡ってモールドの追加を施しました。 喫水ゲージは小西製作所のデ カールです。


主砲塔の防水布はエポキシパテを盛り付けて自作しました。詳細は3回目の製作
レポートをご覧ください。


艦橋周り。1回目と2回目(2回目は未掲載)は小西と保存会の汎用パーツを使用し
ていましたが、3回目以降はゴールドメダルの専用エッチングパーツも取り入れま
した。 防空指揮所の双眼鏡やハッチ類、タラップの一部は小西製作所の真鍮
パーツも使用し、このスケールにしては多メーカーのパーツを使用しています。


副砲およびバーペッド後部の足場や扉などは全てプラバンによる自作のものです。


艦橋の側面です。高角砲射界制限枠は真鍮線による自作です。天幕支柱も同様
の方法で自作しました。


煙突も開口した状態としてエッチングによるフィンを追加してあります。煙突回りの
通路も専用品です。


航空作業甲板の様子。艦載機パーツはバリも多く、パーツの合いが非常に悪いの
で入念にすり合わせてから組み立てます。カタパルトもゴールドメダル製のもので、
このスケールともなると内部のトラスも目立って立体的な造形を楽しむことができます。






**総括**

ニチモの1/200戦艦大和は幼少の頃に作った素組のものを含めるとこれで5回目の
製作となりますが、いくつ作ったところで慣れることはなく、常に緊張感と作り応えを
感じながらの製作となり、完成したときの喜びは他のインジェクションキットとは全く
別のものといえます。

1/200の大和キットはニチモ製が有名ですが、実はキットはそれだけではなく、富士
美術模型日本海軍艦艇模型保存会からリリースされているFRP船体に木製インテル
材甲板仕様のキット、そして小西製作所からリリースされているポリウレタン船体と金
属パーツのキットなど、数種類があり、また近年中にはアオシマからキャスト製の1/144
モデルのリリースも計画されています。

HIGH-GEARedが製作する艦船模型はほとんど手元に残らないものなので、いつか
何十年でも大切に残していける大和の大型モデルを製作したいと考えているので
すが、この場合のキットやパーツ選びも早い段階で計画したいものです。

保存会のキットはかなりグレードの高い中古車が買える値段で、小西のキットにいた
ってはコンパクトカーの新古車が買える値段ということでなかなか手がでないため、
ニチモの船体に小西のパーツ(バラ売りしてくれるというこで、設計図と部品表を頂
きました)を4割型盛り込むというカタチになりそうです。 (それでも10万オーバー)

いつ>になるかわかりませんが、製作の際にはぜひともこれまでのノウハウと経験を結
集した最高傑作に仕上げたいものです。

1/200戦艦大和5回目ファインディティール製作記はこちら

1/200戦艦大和3回目製作レポートはこちら

1/200戦艦大和1回目製作記はこちら






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