**総括**
今回、御依頼者の方と打ち合わせて決めた製作内容は、以下の通りです。
隼鷹用エッチングパーツとして、アクステオンのエッチングパーツを使用する
塗装は外舷22号および濃緑色の迷彩
甲板の白線、表示、マ−ク等は、全て、塗装(モールド上の塗装OK)
飛行甲板表示はモールドを無視して学研の資料本の通りの塗り分けを行う
汚し塗装は甲板の木目の部分以外に行う
艦橋側面の窓を塗り分ける
信号灯は資料で確認できないため、省略
機銃および噴進砲の取り付け位置はキットのままとする
機銃スポンソン下部の支柱をプラ丸棒にて自作
舷外電路は純正モールドを削ってハセガワのエッチングに取り換え
射界制限枠の取り付け(真鍮線にて自作)
信号マストを真鍮線にて製作
信号マストに、各種、旗の取り付け(タウロモデル 日本海軍旗シール使用)
起倒マストは巡航状態(ファインモールド日本空母マストセット使用)
ハセガワ舷梯&係船桁セットAの使用(係船桁(格納状態)と舷梯の取り付け)
艦橋窓枠はハセガワの窓枠エッチングパーツを使用
応急舵はハセガワのエッチングパーツを使用
21号電探はハセガワのエッチングパーツを使用
13号電探はハセガワのエッチングパーツを使用
25mm機銃はファインモールド製ナノドレッド機銃(エッチング防盾付)を使用
連装高角砲はピットロードNEシリーズのものを使用
噴進方はピットロードのE13のパーツを使用
飛行機は不要
多種多様なディティールアップパーツをふんだんに盛り込み、キットの古さをカバーしたもので、豪華ではありますが、非常に効率的なディティールアップ内容となりました。
古いキットも素性の良いものは艤装品を最新のものに交換することで、ニューキットにも負けない完成度に仕上げる事ができるという、ひとつの例といえる面白い作品になったと思います。
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