フジミ 1/700空母『飛龍』








FUJIMI 1/700

この作品は、製作依頼によって製作させて頂いたものです。

お客様より詳細にパーツ指定および製作方針のご指示を頂き、ご希望に忠実に仕上げた飛龍で、フジミ製パーツをメインに、1/700汎用パーツを多数組み込み、精密に仕上げたほか、飛行機のマーキングや飛行甲板の表示類なども全て塗装で仕上げたこだわりの作品になりました。 ご依頼者の方からの製作方針の指示は以下の通りです

キットは、フジミ1/700航空母艦飛龍
専用エッチング、専用木甲板シールを使用
ハセガワ水扉セットを使用
フライホ−ク舷灯を使用
武装は、ファインモールドナノ・ドレッドシリーズを使用(エッチング照準機)
錨鎖はモノクローム 汎用パーツMCT31、0B 汎用ブラック 極細チェーンを使用
ライオンロアR7021 WW2 日本海軍 舷外電路セットを使用
その他 旗竿は、真鍮で製作
高角砲の射界制限枠の取り付け、
マーク、標示類はすべて塗装(前回の自身のアオシマ作例および日本空母完全ガイドを参照)
遮風柵の支え柱を真鍮線で製作
飛行機はファインモールド日本海軍 艦載機用パーツセット(前期)を使用
スピナ加工、97艦攻の塗装はまだら塗装と識別ラインを再現
救命浮標の取り付け
マスト単体の張り線(5本)
艦橋以外の窓枠の取り付け(ハセガワパーツ使用)
ウインチ塗りわけ
探照灯塗りわけ
船底塗りわけ
汚し塗装は木製甲板以外
軍旗、信号旗と中将旗は小さ目の物を取り付ける
艦橋部の黒板の位置の飛龍専用のエッチングの141番の黒板を塗装






各部のクローズアップ。飛龍のキットといえば、シンプルな形状ゆえパーツ数は少なくなるものというイメージがありましたが、今回フジミから発売された飛龍は同社の赤城にも負けないボリューム感を持つキットで、1/350をそのまま縮小したような精密感に溢れています。



製作中の様子。多種多様なディティールアップパーツを使用していますが、実際に製作してみると、パース数の90パーセント程度はフジミパーツで占められ、驚くほど精密に仕上がりました。



艦上機は、今回は表示類も全て塗装仕上げです


**総括**


フジミから新しくリリースされた飛龍のキットは合いも随分よく、エッチングも含め、説明書の間違いはほぼなくなりました。 唯一ストレスだったのは、エッチングの説明書で、例によって写真に番号が打たれたタイプの説明書なのですが、各写真をズームアップしすぎているため、(スポンソンや支柱など、側面形状に似た部分の多い空母の場合)どの写真が飛龍のどの部分かを特定するのに苦労させられました。

写真の横に「右舷側前部」とか、「左舷側中央部」などという表記があれば、だいぶストレスも軽減されると思われますので、これから製作される方は先に説明書に場所を記載されておくと良いかもしれません。

春には1/350の飛龍も製作したいと思っているので、こちらもまたレポートしようと思います。


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