タミヤ 1/24 ホンダ NSX タイプR







TAMIYA HONDA NSX TYPE-R

この作品は、2013年9月22〜23日に開催された『奈良模型愛好会 第6回展示会』に向けて製作していたもので、1/24『ホンダ NSX タイプR』の完成写真です。






キットは初登場から20年ほど経つタミヤ製です。タミヤのカーモデル製作は(製作代行でBRZを昨年製作しましたが)プライベートでは2009年8月製作のプロトタイプパジェロ以来となりますが、さすがの安定感というか、安心感を味わいながらの製作となりました。



ボディカラーは、全てMrカラーおよびMrカラーGX(ウィノーブラック&スーパークリア3)にて行っています。最近はカーモデルではフィニッシャーズカラーおよびガイアカラーの使用頻度が高くなりましたが、実はこのNSXの塗装を済ませたのは実に2年前のことでして、ボディ塗装のみを終えて放置していたものを再開して完成させました。



後部からの全景。NSXは写真で見るとリアのオーバーハングが長く、キャビンが少々前方にあるのが際立って見えます。口の悪いスポーツカーファンは「国産ミッドシップは縦横比が悪くてカッコ悪い」ということを、とかく口にしがちですが、そういう人はあまり実車を見てない人じゃないかな?と思います。24/24の実車を二つの肉眼でみると、NSXほどバランスの良いスタイリングをしているミッドシップカーは少ない事がよく分かるのですが、写真や模型で見ると、不思議と少々胴長で足が短いような印象を受けることがあります。



真横から見ると、オーバーハングの長さがよくわかります。フェラーリはフロントと比較してリアのオーバーハングが短いことが近年の伝統ですが、NSX開発時にデータ状でのライバルと位置づけられたフェラーリ328は、どちらかというと、NSXに近いバランスを持ってます。



タミヤのキットはシャシーや足回りの構造も再現してくれているのが嬉しいです。製作しながら実車のハンドリングや操縦性をイメージしてみるのも、カーモデルの楽しみの大きな部分を占めていると思います。


**総括**


タミヤのNSXは、長年にわたって製作したいと思っていたキットでした。

私と交流の長い友人はご存知なのですが、実は私、実車の購入をかなり前向きに検討していた時代がありまして、最初期型のNSXの中古の相場が手が届く範囲にまで下がっていたことで、値段とコンディションの調査はもちろん、実車の確認に行こうと具体的計画を立てていたこともあります。

しかしながら、具体的に動き出すのとほぼ同時にNSXの生産中止が発表され、中古相場がそれまでのおよそ倍程度にまで跳ね上がり、諦めることになりました。

とはいえ、この時に貯金を使わずに温存しておいた結果、結婚式もそれなりに豪華にできましたし、新生活も不自由なく行えたので(もちろん、MR2仲間との楽しい交流も続いてますし)、30代からの自立した人生を考えると、結果的にはこれでよかったのかな?とも思っています。(笑)

しかし、NSX所有の夢は、実は今でも完全に諦めてはいなくて、これからの人生、どこかで軌道に乗ることがあればあわよくば、と淡い夢を見続けています。 

私ももう30代後半ですから、趣味よりも家庭が絶対的に優先ですし、「家族が増える可能性も考えればもう一台ファミリーカーがいる」とか、現実的な問題はたくさんありますが、仕事を頑張る目標として、まだまだ私の脳内ではNSXに頑張ってもらろうと思います(笑)

いまはひとまずプラモデルとして完成し、一通りの満足を得ることができたので、完成した作品を見てこれからも励みにしていこうと思います。 





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