フジミ1/350航空母艦 飛龍
徹底ディティールアップ決定版









1/350航空母艦『飛龍』製作記 その15

フジミの1/350航空母艦『飛龍』のレポートはこの項が最終回となります。この項では最後の仕上げとして、小物類の取り付けをご紹介します。




高角砲の射界制限枠はキットパーツやエッチングでは再現されていないので、0.5ミリ径の真鍮線を使用して自作しました。飛龍には合計6基の高角砲が搭載されているため、船首側4か所と船尾側の2か所の計6か所に取り付けています。




同じく対空兵装スポンソンのディティールアップとして、25mm機銃の周辺には弾薬箱を配置しました。(使用したのはGenuine model製のレジンパーツです) 真鍮挽き物製の銃身とエッチングの銃座で組み上げた機銃本体の精密感も相まって、見応えのある機銃群が仕上がりました。




9mカッターはキットの説明書では取り付け指示が抜けていたのですが、今回はフジミ製のパーツをメインとして組み上げたものを両舷に一艘ずつ搭載しました。タスキ状のクライプバンドやロープも自作し、単調になりがちなカッター周りの密度を高めています。




飛行甲板下の舵柄信号標はレインボーモデルのエッチングを使用し、船尾信号灯と着艦指導灯、舷梯、救命浮標などを取り付けました。これらのパーツは比較的カラフルな色合いになっていますので、グレー1色になりがちな船体側面部分の中で良いアクセントになってくれます。




船尾の艦名表示はアライアンスモデルのエッチングパーツによるものです。写真は左舷側を写していますが、右舷側にも同じ艦名板を貼り付けました。このような艦名標示は戦時中はグレーに塗りつぶされていたと言われていますが、今回は模型映えを意識して真鍮の地金の色を残したままで取り付けています。




写真左側は飛行甲板の船首側と船尾側の両舷に配置される人員救助網です。フジミの飛龍の純正エッチングパーツは、フレームとネットの部分を別々にパーツ化しているため、ネットにロールをかけることで実艦写真に見られるハーフパイプ形状をリアルに再現する事が可能です。(写真右側は、飛行甲板中央部に取り付けられる飛行機救助網です)




写真上側はエッチングで組まれた甲板作業員の待機所(ポケット)で、下側は同じくエッチングのマストです。今回は(お客様のご希望で)起倒式マストは水平に展開させた状態を再現しました。




メタルラインにて張り線を再現して艦上機を搭載し、旗を掲げれば、いよいよ1/350航空母艦『飛龍』の完成です。 次項では、フジミ1/350航空母艦『飛龍』の完成写真(左舷側)をご紹介します。


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