フジミ1/350航空母艦 飛龍
徹底ディティールアップ決定版









1/350航空母艦『飛龍』製作記 その13



この項では船体の製作の第二回目をご紹介します。船体外側のパーツの取り付けにあたっては、船首の錨甲板と同様にホーサーリールやパラベーンなどの取り付け穴を(社外パーツへの交換に備えて)埋めておきました。




舷外電路はフジミキットに付属のエッチングにて再現しました。フジミの1/350艦船模型キットでは、電路は船体と一体成型されている事が多いのですが、フジミの飛龍はエッチングによる別パーツ構成となっており、取り付けの有無が選択可能です。




左舷船首付近の様子。エッチングによるディティールアップはフジミの純正パーツをメインに行い、部分的にアライアンスモデル製のジャッキステーを追加しました。また、写真にははっきり写っていないのですが、船首のムアリングイパイプのベルマウスは0.5ミリ径の真鍮線を丸めて自作しています。




左舷中央部および後部側面の様子。このあたりには飛行機格納庫の換気扉が多数配置されているのが特徴です。




右舷船首および中央部の様子。格納庫前端部側面の舷外通路や煙突下の通路などは、フジミの純正エッチングパーツを使用する事でたいへんシャープに仕上がりました。煙突出口やジャッキステー等のディティールアップ効果も相まって、精悍なイメージです。




塗装はオキサイドレッドを下地とし、Mrカラーの『No32 軍艦色2』『No29 艦底色』を塗り重ねました。船首錨甲板はリノリウム押さえのエッチングを磨いて地金を露出させ、レインボーモデルのホーサーリールを配置しています。(エッチングのジャッキステーも船体との一体感を演出できました)




後部の短艇甲板も同様に仕上げました。外側に張り出している11m内火ランチは完成後も非常によく目立ち、模型映えのするポイントのひとつです。




船体の塗装を終え、飛行甲板とエレベーター、遮風柵や高角砲の接着を済ませた状態。飛龍ならではのスタイリッシュな艦容が、新鋭高速空母の高性能をイメージさせてくれます。




後部からの様子は船首側から見たのとはまた違った頼もしさがあります。次回は艦橋の製作をご紹介します。


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