フジミ1/350航空母艦 飛龍
徹底ディティールアップ決定版









1/350航空母艦『飛龍』製作記 その6



この項では97式艦攻のデカール貼りと仕上げをご紹介します。使用したデカールは零戦と同じフジミ製で、『G-UP43 中島 97式3号艦上攻撃機 旧日本海軍 航空母艦 飛龍 艦載機 12機セット』に付属しているものを2枚(二箱分)用意しました。




プロペラや爆弾、魚雷などは飛行機本体と同じくハセガワ製を使用します。今回の編成は真珠湾第一次攻撃隊ということで、水平爆撃隊が装備する800kg爆弾を10個、九一式航空魚雷を8個使用しました。(写真では予備パーツも含めて装備品を多目に用意しています)




写真左側が800kg爆弾、右側が九一式航空魚雷搭載の機体です。ちなみに水平爆撃隊が装備している800kg爆弾は、もともとは長門型戦艦の40センチ主砲弾を改造して作られたもので、(映画などに良く登場する)戦艦『アリゾナ』の第二主砲塔弾薬庫の大爆発は飛龍攻撃隊の久住少佐機の命中弾によるものと言われています。 (主翼下面の数字は垂直尾翼に記された機体番号の下二桁に合わせました)




機体上面の様子。今回は零戦のときのような『胴体の青帯問題』も発生せず、デカールのサイズなどは概ね良好でした。なお、97式艦攻のプロペラには零戦の様なスピナーカバーがないため、回転軸には0.2ミリ径の真鍮線を使用しています。




あとは零戦の時と同じ手順で風防のマスキングを剥がし、真鍮線によるアンテナを立て――




(写真では少し見えづらいですが)メタルラインでアンテナ線を張って、艦攻隊の無事完成です。




飛龍所属の艦攻隊は独特の迷彩効果も相まって、なかなかに模型映えする完成度となりました。




前回完成した制空隊の零戦21型と一緒に、1/350航空母艦『飛龍』の飛行甲板パーツに仮置きしてみた様子。




別角度。後ろから見ると、前から見るのとはまた違った頼もしさがあります。真珠湾に向かう飛龍攻撃隊の勇姿が、今ここに再現されました。次項では艦載艇の製作について御紹介します。


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