今回は制空隊の零戦21型のデカール貼りから仕上げにかけての様子をご紹介します。今回の製作では零戦のパーツ本体はハセガワ製を使用していますが、マーキングは飛龍搭載機を再現する必要があったため、(デカールを流用するために)フジミの『G-UP42 三菱 零式艦上戦闘機 21型 旧日本海軍 航空母艦 飛龍 艦載機 12機セット』を導入しました。 |
しかし、ここで思いもよらぬ問題が発生!なんとこのフジミの艦載機セットの(飛龍所属機を示す)青帯デカールが、どう考えても太すぎて不自然です。(写真下側) 写真上側は飛龍キットに付属のデカールですが、見ての通り驚くほどサイズが異なります。(同じメーカーの同じ機体のデカールにも関わらず、これほどにもサイズが違うとは全く想像だにしていませんでした…) |
今回は幸いにして、飛龍キットに付属のデカールを二枚所有していたため、それを使用する事でなんとかこの問題を克服する事が出来ました。飛龍用零戦セットを購入した予算と手間が無駄になってしまったことは無念という他はありませんが、なんとか結果オーライに持っていくことができてホッとしました。 |
機体下面の様子。完成後はほとんど見えない部分ですが、主脚やタイヤをはじめ、主脚引き込み部にも青竹色の色差しを行いました。 |
なお、プロペラはハセガワパーツにはエッチングが含まれていないため、ハセガワの『QG28 赤城 ディテールアップ エッチングパーツ ベーシックC』を用意しました。このパーツは今回、艦載機のプロペラ以外に艦載艇のオールの再現にも使用しています。 |
プロペラパーツは取り付け前に表側の銀塗装&裏側の黒塗装を終え、警戒線の赤帯を描き入れました。(艦攻に取り付ける800kg爆弾と航空魚雷もこの時点で単体にて塗装を済ませています) |
全体に艶消しクリアーを吹いてデカールをコーティングし、プロペラのエッチングとプラパーツのスピナーを取り付けました。風防のマスキングはこの時点で剥がし、0.2ミリ径の真鍮線にて自作したアンテナを取り付けています。 |
アンテナと垂直尾翼の間にメタルラインを渡せば、飛龍所属の零戦21型の無事完成です。次項では97式艦攻のデカール貼りと仕上げの様子を御紹介します。 |
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