フジミ1/350航空母艦 飛龍
徹底ディティールアップ決定版









1/350航空母艦『飛龍』製作記 その2

今回の飛龍の製作においては、飛行甲板上に真珠湾第一次攻撃隊の編成となる制空隊(零戦21型)6機と水平爆撃隊10機(97式艦攻)、雷撃隊8機(97式艦攻)の合計24機の再現を試みましたが、キットには零戦と99式艦爆、97式艦攻が各3機ずつしか付属しておらず、また機体のディティールも少々大味でしたので、ハセガワ製艦載機への変更と、不足しているデカールの補充を行いました。




フジミからは1/350飛龍用のアップグレードパーツとして専用の艦載機セットが発売されているので、今回はそれらの中から『G-UP42 三菱 零式艦上戦闘機 21型 旧日本海軍 航空母艦 飛龍 艦載機 12機セット』および『G-UP43 中島 97式3号艦上攻撃機 旧日本海軍 航空母艦 飛龍 艦載機 12機セット』を導入し、キット付属分では足りないデカールの補充を行いました。




また、機体本体は前述の通り、ハセガワの『QG30 日本海軍 空母艦載機セット』への交換を行いました。フジミのパーツと比較して主翼が薄く、筋彫りも繊細で、個人的にもたいへん気に入っている製品です。(真珠湾攻撃時の飛龍の艦載機の編成を再現するには、このセットが合計3箱が必要になりました) なお、この艦載機セットにはプロペラのエッチングパーツは含まれていないため、今回の製作では1/350航空母艦『赤城』用エッチングパーツも追加で用意しました。




97式艦攻一機分のランナーのクローズアップ。パーツはクリアー成形されているので、風防を塗り残すことでガラスの再現も可能です。胴体は左右分割で水平尾翼も別パーツ構成となっているため、(これらが一体成型されているフジミパーツより)組み立てに少々手間がかかりますが、完成度はその手間に見合った素晴らしいものです。




97式艦攻の組み立ての様子。これは左右分割の胴体と主翼を接着した段階です。主脚は非常に折れやすいので注意深く切り取り、ゲート処理を進めていきました。なお、手前に並べられた小皿の一番左にまとめてある極小パーツ(艦攻22)は、直径1ミリ、長さ1ミリ程度のエンジン減速装置カバーです。




垂直尾翼を取り付けて『士』の字型に組みあがった97式艦攻。まだ塗装前ですが、機体表面の繊細なディティール感が伝わってきます。素直尾翼はイモ付けになるので、角度が乱れないように一機ずつ慎重に作業を進めました。




続いて主脚を取り付けました。パーツがクリアー成形であることも手伝って非常に破損しやすく、神経を使う作業が続きます。




零戦21型の工程も、ほぼ同じです。97式艦攻の工程と唯一異なる点は、(艦攻が水平爆撃隊と雷撃隊で兵装が異なるのに対し、)機体下面に取り付ける装備が増槽に限定される点のみです。




機体が組みあがり、主脚を取り付けた様子。プロペラは機体とは別に塗装する為、この時点ではまだ取り付けてはいません。




今後の塗装に備えて、風防にはマスキングゾルを塗りました。必要な機数を飛行甲板に並べると、先頭の機は赤城同様に艦橋付近となります。次項も引き続き、飛龍攻撃隊の製作の様子をご紹介します。


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