戦艦 霧島
アオシマ 1/350徹底ディティールアップ決定版









1/350戦艦『霧島』製作記 その6



この項では後部艦橋の製作の様子をメインに御紹介します。まず、後部艦橋の御紹介の前に射出機です。今回の戦艦『霧島』に搭載する射出機は、お客様とご相談の上『呉式2号5型』となりました。奥が【3型】、手前が【5型】で、サイズが一回り大きくなったほか、旋回軸の位置も異なります。




後部艦橋は、左右に別れたパーツを貼り合わせるオーソドックスな分割がなされています。アオシマのキットパーツにはジャッキステーや水密扉、ラッタルどが細やかなにモールドされていますが、今回は合わせ目消しも兼ねてこれらのモールドを一旦削り落とすことにしました。




ジャッキステーや配管などを削り落とし、エッチングパーツや金属線でこまごまとしたモールドを再生した様子。ジャッキステーの取り付け位置は、鉛筆などで印を付けておくと失敗がありません。




ジャッキステーは専用パーツがないので、アライアンスモデルの汎用エッチングパーツを使用しました。直線状態のパーツを一本一本現物合わせで切り詰め、曲げては仮合わせ、曲げては仮合わせ・・・を繰り返しつつ、瞬間接着剤で接着していきます。




水密扉やモンキーラッタルなどもエッチングで再生しました。12cm観測鏡シールドはハセガワ製に、94式方位盤照準装置シールドはフジミ製に交換しました。




窓枠はアオシマのエッチングで、三角補強板(ガゼット)にはレインボーモデルの汎用パーツを使用しています。(手摺はエデュアルド製です) 現在製作中の戦艦『霧島』は、下から見たときの雰囲気にも拘って仕上げる予定です。




下地塗装を終えた状態。金、銀、グレーと、コントラストの強い色彩だった後部艦橋がひとつにまとまりました。後部艦橋はあまり目立たない構造物ではありますが、ディティールアップで各部の機能感が充実して魅力的な施設になりました。


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