1/350スケール 航空母艦 赤城
HASEGAWA製インジェクションキット
徹底ディティールアップ決定版(艦上ジオラマモデル)製作記









ハセガワ 1/350航空母艦『赤城』 その4

前回に引き続き、赤城に搭載する真珠湾攻撃隊の製作記を御紹介します。

飛行機の製作記事は全4回ですので、今回の記事を含めて残り3回となります。




1/350真珠湾攻撃隊は基本的な塗装を済ませたので、続いてはデカールの貼り付けを行います。この画像はハセガワの1/350航空母艦『赤城』および『日本海軍空母艦載機セット』に付属しているもので、主翼や胴体側面の日の丸や、赤城所属機を示す赤帯等のほかに、垂直尾翼の機体番号を再現するための数字用デカールも多数含まれています。




まずは日の丸などの基本的なマークを貼りました。貼り付け順は機体下面から始め、続いて胴体、機体上面という具合に進めて行きます。貼り付けの際にはデカールを密着させるためにグッドスマイルカンパニーの『デカール軟着剤』と『デカール剛力軟化剤』を併用しました。




続いて、最も大変な機体番号再現です。左側の@〜Eのように、ある程度有名な機体については一枚にまとめた垂直尾翼用のデカールが用意されているのですが、9割型の機体は右上のFの数字デカールを細かく切って3枚、4枚と重ね張りして再現する必要があります。(所属部隊を示す『AI』は左側の@〜Eを中央から切り分けて左側のみ使用しました)




真珠湾攻撃隊の機体番号は、この『艦船模型スペシャルNo33』に掲載されている資料を参考にしました。ちなみにこの号の巻頭に掲載されている1/350航空母艦『赤城』作例は、私が先輩艦船模型ライターとして大変尊敬していた故・鶴岡政之さまが担当されたもので、生前、この作例について直接お話を聞かせていただく機会がありました。

(この赤城を製作していた8月は鶴岡さまの命日のある月でもありましたので、作例を拝見していると当時が懐かしく思い出されました)




話題を機体番号再現に戻しますと、資料的にはっきりしているのは19機のみで、他には確実な情報がないようでしたので、空いている番号を連番で貼りました。(制空隊については零戦9機の機体番号は全て判明している模様です)




97式艦攻の水平爆撃隊の一番機は、第一次攻撃隊隊長の淵田美津雄中佐の機体色を再現しています。艦攻27機全機の機体番号再現は以前にも一度行ったことがあるのですが、狭い場所に無数のデカールを正確に重ね張りするのは大変な労力を伴いました。




機体下面の様子。艦攻の機体番号に合わせて水平爆撃隊と雷撃隊の装備も使い分けました。また、完成後には機体下面はほとんど見えませんが、この位置の機体番号(下二桁)も全機再現しています。




タイヤや魚雷の弾頭も全て筆で塗り分けました。次回はプロペラやアンテナ、張り線などの取り付けの様子を御紹介します。


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