モデラー仲間の皆さんの中には、私がトヨタの初代MR2のオーナーであることをご存知の方が幾人かおられると思います。
そして、普段車でご交流いただいている皆さんは、私の得意分野が模型だということをご存知の方が多いと思います。
そして、モデラーの皆様、車でご交流頂いている皆様に共通して、私が熱烈なレーシングカーファンであることをご存知の方も多いと思われます。
国産初のミッドシップスポーツカーとして生まれながら、レースの世界(ジムカーナを除く)ではほとんど活躍の場がなかった、初代MR2(E-AW11)ですが、低く構えられたボンネットフードやトンネルバック&カットオフテールのリアビューを持つ、そのスタイリングから、同年代に活躍したスポーツカーベースのGTレーシングカーをイメージした方は多いと思われます。
「もし、初代MR2がレースの舞台にデビューして世界の有名スポーツカーを相手に激しいバトルを繰り広げたら?」
そのような妄想をした方は私一人ではないはず!と、勝手に思い、イメージを模型の世界で形にしてみることにしました。
ベースに使用しているキットは、フジミからリリースされていた「トヨタMR2スーパーチャージャー」です。
このベース車両をもとに、ラリーバージョンやスーパーエアロ、アメリカンなんとかカスタムとか銘打って時々再販されるブリスターフェンダーのエアロを取り付け、その他のパーツは本物のGTカーのキットから流用して組みあげました。
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