1/200スケール 戦艦 大和 
ニチモ製インジェクションキット
1/200戦艦大和 徹底ディティールアップ決定版製作記






↑純正パーツと後付けパーツ、そして自作パーツがお互いを引き立てます



1/200戦艦大和 対空兵装とスクリュー、張り線の取り付け


25mm三連装機銃は、キットのパーツをそのまま使用しました。銃座と銃身は色が異なるので別々に組み立て、別々に塗装しています。銃座には軽くウォッシングを施し、銃身はシルバーでドライブラシを施しました。


25mm三連装機銃のシールドは、小西製作所の二段手すりの柱を一段に減らして、手すりを取り付けました。背面の扉は、プラ板による自作です。


12.7cm連装高角砲のシールドは、プラ板でシャッターなどの不足しているディティールを追加しました。なお、細かい部分ですが、手すりは柱タイプとエッチング横棒タイプを使い分けています。これは大和ミュージアムの1/10戦艦大和を見ていて気づいた部分なのですが、観測室側(向かって右側)の手すりは、観測の障害となるので倒せるようになっているみたいですね。


ニチモの1/200戦艦大和には、高角砲射界制限枠が再現されていないため、前回に引き続き、今回も自作しました(小西製作所をはじめ、どのメーカーからも1/200大和用のパーツリリースはありません)。これまでは、真鍮丸線で自作することが多かった高角砲射界制限枠ですが、今回はより実感的な、1ミリの角線で製作しました。材質は二種類を使い分け、微妙な曲げが必要になるところは真鍮角線で、90度の曲げが必要なところは、プラ角棒(接着)で再現しました。未塗装状態の写真を見れば、どこが真鍮でどこがプラかがよくわかると思います(笑)


塗装後の発色を統一するため、例によって、高角砲射界制限枠もオキサイドレッドサフで下処理のうえ、本塗装を行います。ここまでくると、もうプラと真鍮の違いはわかりませんね。(笑)


本塗装を行い、汚し塗装を追加して、ほかの部分との質感の差をなくせば完成です。シールドなしの12.7cm連装高角砲は、小西製作所製の真鍮パーツをそのまま塗装して使用しました。 小西製作所の12.7cm連装高角砲は、ニチモ1/200戦艦大和製作時に、もっとも効果の高いパーツで、今回使用した多くのパーツの中でも、特に気に入っているものです。


対空兵装の搭載を終えると、いよいよ構造物の製作も終わりです。続いて、張り線の展張になりますが、今回は伸縮が少なく、長期に渡るの保管にも比較的安心なメタルラインを使用しました。 かなり細めで存在感は薄めですが、この繊細さが、実物の船に張られたアンテナ線のイメージにぴたりとはまってくれました。 旗は小西製作所製のデカールですが、そのままでは頼りないので、ティッシュを間に挟んでコシを出しました。


最後の作業はスクリューの取り付け。フルハルモデル制作時には、最もテンションの上がる作業なので、私は一番最後に行うようにしています(笑) 車やバイクで言うと、タイヤやホイールにあたる部分ですから、これを取り付ける時は、「船になった」ことを実感する瞬間です。


今回も、前回同様、ディスプレイケースに収めての納品となるため、台座への固定も行いました。巨大なだけに、このような作業はかなりの重労働となりますが、完成した大和の精悍な姿をみれば、そのような苦労も吹っ飛びます。




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