これが加工前の小西のマスト。「プロなんだから、マストくらい自作しろよ」と言われそうですが(笑)、1/200ともなると市販の金属線での自作ではテーパーがなくなってしまうのが少々目立つ点と、商売としてやる以上、避けて通ることのできない製作能率を考えての選択です。小西のマストは、最初からこのようにがっちりとハンダ付けで組みあがり、強度も問題ない仕上がりですが、13号電探のみが、少々ディティール感に欠けますので、この部分のみ、ゴールドメダルモデルズの基本パーツに含まれるエッチングに交換しました。 |
左がエッチングの13号電探、右が小西製作所のマストに付いている13号電探です。ディティールの差は明らかですね。1/700では苦労しがちな部分ですが、1/200ともなると非常に大型で、作業もラクチンです(笑) ちなみに、本物の13号電探はアンテナバーを木枠に組みつけた構造だそうです。全部鉄で出来てそうなイメージがあるので、初めて知ったときは、意外でした。 |
電探を交換し、エッチングのラッタルを組み、作業は完了です。ラッタルは、ゴールドメダルモデルズのものは少々幅が広かったので、小西製作所の1/300用の物を流用しました。 |
中央構造物に仮組みした様子。次回の製作記では、前部艦橋に続いてディティールアップ箇所の多い、中央構造物をご紹介します。 |
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