タミヤミ　1/700アメリカ海軍戦艦　ミズーリ タミヤ　1/700 この作品は、2010年9月に行われた奈良模型愛好会第三回展示会への出展を目的に製作したものです。同展示会の艦船のテーマは、1/350は「ドイツ大海艦隊」ということでしたが、実は1/700では「アメリカ海軍機動部隊」というテーマも設定されていました。 新たに入会された とみたけ氏が、米海軍航空母艦の素晴らしい作品をたくさん出展されましたので、今回はそれらを護衛する艦隊を編成しようという具合です。　HIGH-GEARedの担当艦は、日本の無条件降伏の場にもなった、戦艦ミズーリに決まりました。 戦艦ミズーリはアメリカ最大のアイオワ級戦艦の3番艦にあたり、太平洋戦争、朝鮮戦争、そして湾岸戦争と転戦し、1992年に退役するまで非常に長きにわたる現役生活を終えるまで戦い続けた、アメリカ海軍を象徴する殊勲艦の1隻と言えます。　全長は大和を超える270mを誇りますが、全幅は30mに押さえられ、非常に細長い船体が特徴的です。 構造物は中央に集中していますが、大和型戦艦と比べると若干分散した形になります。キットはタミヤ製のキットで、フジミのWLシリーズ脱退の後にリニューアルされたものです。 ミズーリの主砲、40.6cm 3連装砲です。塗装はメジャー22迷彩で行いました。使用した塗料はヘイズグレイはタミヤのTS32、ネイビーブルーはクレオスの14、デッキブルーは同じくクレオスの333という組み合わせです。 ミズーリのリアビューです。キットの構成は非常に組みやすいもので、いわゆるタミヤクオリティを実感しました。展示会当時は素組でしたが、後にライオンロアの手摺を追加してディティールを整えました。　近日中にYahoo!オークションに出品を予定しておりますので、興味のある方はチェックしてみてください。 ＊＊総括＊＊ HIGH-GEARed's HOBBY WORKS!!の作例の中でアメリカ戦艦と言うと、少々意外な気もしますが、実はHIGH-GEARedが生まれて初めて製作した艦船模型は、実はミズーリでした（ハセガワ1/450）　当時はまだミズーリに対して何の知識もなかったので、ただ箱絵のイメージで選んだだけだったのですが、その後、歴史の教科書で名前を見ることになり、そんなに有名な戦艦だったのか！と、認識を新たにした記憶があります。 ミズーリはその後、タミヤの1/350がリリースされた直後にも製作したのですが、当時はまだ小学生でしたので、今回のミズーリ製作は20年ぶりくらいになります。　 模型に出戻って以来、日本艦をメインに製作していることもあって、改めて見ると細い船体に巨砲が乗っかっている様子は、なんとも不思議な気がしますが、艦船は国ごとにその国のお国柄や設計思想が反映されていて、本当に面白いなぁと実感しました。 オマケ画像。展示会で再現された、1/700米海軍機動部隊です。

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