今回は主砲塔と副砲塔の製作の様子をご紹介します。副砲塔は基本的に、タミヤの1/700戦艦大和のプラモデルにゴールドメダルモデルズのエッチングパーツを取り付けるのと、ほとんと同じ内容です。とはいえ、主要パーツはホワイトメタル、砲身は真鍮挽物ですので、接着は全て瞬間接着剤で行わねばならず、また接着剤の効きもプラパーツと比べてあまり良くないので、細やかな神経を使う作業となりました。 |
副砲塔は外観だけのものでしたが、主砲塔は船体と同様に、内部構造が再現されています。この画像は甲板より上に出ている部分の内部を組立て、一体成型の覆いと真鍮引き物の砲身を並べた様子です。 |
砲塔内部のディティールは、このスケールの限界に挑んだような出来で、隔壁をエッチングパーツで再現している他、シリンダーや尾栓が精密に再現された砲身基部や、揚弾筒に繋がる換装筒にセットされた砲弾、装薬装填機までがそれぞれ独立したホワイトメタルパーツによって再現されています。 |
第二主砲塔は、給弾室、給薬室と繋がる基部の部分までフロアごとに再現されています。組み立ててしまうと見えなくなってしまうのが残念ですが、上部給弾室、下部給弾室に置かれた無数の砲弾までが再現されている様子には圧倒されてしまいました。(上部給弾室の砲弾を写し忘れてしまいました。申し訳ございません) |
砲塔の覆いは、完成後もこのように取り外すことが可能です。設計上は、砲塔自体も抜けるようになっているはずですが、噛合が非常にタイトで、船内側の各フロアと砲塔内の各フロアの高さを正確に固定するのが難しかったので、今回は泣く泣く瞬間接着剤で固定してしまいました。 |
次項では、中央構造物の製作の様子をご紹介します。 |
next |
左側にメニューページが表示されない場合はここをクリック |