バンモデリング 1/700青函連絡船『摩周丸』
BANG MODELNG 1/700
私は世代的に現役時代の実船を知らないのですが、摩周丸は3年前に北海道の函館の実船を訪れて以来、思い入れがある船です。キットはバンモデリングの製品で、精密な彫刻と美しい抜き、そしてよく練られたパーツ分割など、非常に高水準なガレージキットです。
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塗装は全てMrカラーで行いました。アイボリーの色調はグリーンマックス鉄道カラー(国鉄色)を参考に自身で調合し、船体のブルーも実船写真を参考に、原色ブルーにパープルとブラックを少量加えて再現しました。デッキ色はミディアムブルーで、窓は墨入れペンで色差ししました。ディティールの追加は手摺りと張り線のみですが、これだけでも充分な精密感を演出してくれます。
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細部の様子。今回の製作においては港や岸壁を製作することも考えたのですが、時間の関係で航行ジオラマとして完成しました。
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おまけ画像。『もし、摩周丸の保存場所が変わったら?』という仮定の写真を撮影してみました。左上は横須賀『三笠公園』(記念船摩周丸?)、右上はお台場『船の科学館』、下側は横浜『山下公園』で、全て実在の場所での再現になります。
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これまで『スケモ祭』で製作させて頂いた客船模型2隻(『くれない丸』『に志き丸』)とのスリーショット。
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**総括**
この摩周丸ですが、当初は函館港の一部をジオラマとして再現することも考えていたのですが、時間の関係でこれまでのスケモ祭りのエントリー作品と同様に航行ジオラマとなりました。
バンモデリングのキットは、これまでに青函連絡船や海上保安庁の巡視船を多数製作してきてクオリティの高さは良く知っているので、今回も安心して制作することができました。
なお、この作品はスケモ祭りの本放送で紹介された他、プロモデラーをゲストに招いた『スケールモデル祭りスペシャル2日目 https://www.youtube.com/watch?v=zVwua1Qb51M』において、オオゴシトモエさんの選ぶ5作品のひとつとしてご紹介いただきました。旅行先で偶然実船に出会い、製作することに決めたというエピソードを採り上げていただき、光栄でした。
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