タミヤ 1/700アメリカ海軍航空母艦『CV-3 サラトガ1944』
TAMIYA 1/700アメリカ海軍航空母艦『CV-3 サラトガ』
この作品は、モデルアート社出版『月刊モデルアート2016年11月号』掲載作例として製作させていただいたものです。
同誌内の特集記事『塗色とツヤで魅せる艦船模型』の5作例のひとつとして、メジャー32/11Aの迷彩塗装の手順とGSIクレオスのカラーセットの紹介、海面からの照り返しを意識した艶のコントロールなどについて掲載させていただきました。
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タミヤキットの塗装指示は1945年の硫黄島攻略時となっていますが、本作例では1944年半ばに施されていたメジャー32/11Aの迷彩塗装を施しました。また、GSIクレオスから新発売となった『WWUアメリカ海軍艦船迷彩色セット１』および『WWUアメリカ海軍艦船迷彩色セット２』のカラ―チップを（艶有り、半艶、艶消しの3段階にて）全色作成し、掲載頂いております。
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＊＊総括＊＊
「艦船模型は艶有りで塗装したらオモチャになる……」と言われる事も多いですが、本作例では『ポイントを絞って緩急をつけた艶出しを行うことで、素材感の演出や海面からの照り返しなどの情報量を付加してより深みのある表現が出来る』と言う例をご紹介させて頂きました。
写真ではなかなか伝わりにくいニュアンスではあるのですが、肉眼で見ると思った以上の効果を実感できますので、（艦船模型の新しい塗装表現として）ぜひ多くのモデラーの皆さまに試して頂けましたらと思います。（海面や港湾などを絡めたジオラマでも効果がありそうですね）
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