ウェーブ 1/200日本海軍戦艦『三笠』 







WAVE 1/350日本海軍戦艦『三笠』 

この作品は、モデルアート社出版『月刊モデルアート2016年2月号』掲載作例として製作させていただいたものです。

同誌内の特別記事として発売2ヶ月前の超大型キット、WAVEウォーシップシリーズ1/200戦艦『三笠』の完成作例をいち早く御紹介させていただきました。




WAVE1/200戦艦『三笠』、右舷からの全景。1/200ということで全長はおよそ66cm程になります。明治艦特有の高いマストは非常に存在感があり、ボリューム感では1/350大型艦船を大きく上回ります。



誌面においては担当編集者のNさんとの打ち合わせの様子なども掲載されています。作例製作のために供給して頂いたパーツ類はテストショットの段階でも比較的初期のものでしたので、モールドが少ないのはもちろん、肉の回っていないパーツや取り付け穴およびダボ等の不備、砲座の高さの設定などが不完全な(もちろん説明書なども一切ない)状態だっため、かなりの難産となりました。



舷側には一切のモールドがなかったので、ステップの追加や装甲部&外板の継ぎ目の追加なども行いました。リベットの表現についてはかなりのオーバースケールですので好みは別れると思われますが、製作前の打ち合わせの中で話題となり、見える範囲で全体に施すことに決まりました。 他にも汎用パーツと自作系のディティールアップを採り入れた各種工程を誌面にて詳しく御紹介しておりますので、1/200戦艦『三笠』にご興味のございます方はぜひご覧ください。

『モデルアート2016年02月号』には、特集である日本海軍の艦上攻撃機の作例群を中心に、各ジャンルの作例ライターの皆さまの力作の数々や新製品情報なども満載です。 1/200戦艦『三笠』を企画されたウェーブ担当者さまのインタビューなども掲載されておりますので、ぜひ書店などでお買い求めください。



**総括**


今回製作に使用したプラパーツは発売から約半年前のテストショット初期の段階のものということですのでディティールはもちろん、考証面なども今後変更される可能性があります。(作例はメーカーの意思を尊重して各部の表現などは変更せずにディティールの追加のみを行いましたので、製品版とは異なる部分もございます【←そういう意味では、レアな作例とも言えますね】)

また余談ですが、私の本名『渡辺真郎』の『真』の字は、『坂の上の雲』愛読者の父が名参謀『秋山真之』にあやかって付けてくれたものであり、生まれ育った地域が三笠山のすぐ近くであることも相まって、今回の作例製作は非常にありがたいご縁となりました。

模型製作と言う天職に恵まれた事、そして各方面でご協力頂いている多くの皆さまたちとのご縁に改めて感謝する今日この頃です。



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