WAVE 1/24 ロータス101 ジャッド






ウェーブ ロータス101ジャッド 1989年オーストラリアグランプリ

この作品は2014年の秋に行われた、『奈良模型愛好会 第七回展示会』に向けて製作したものです。

キットはWAVEが発売していたもので、1/24スケールのレジンキットです。絶版となって随分期間が経った古いキットですが、運良く近所の模型店『クアトロポルテ http://www.4porte.info/』さんにて、状態のいいキットを見つけることができました。





カーナンバーはもちろん、ゼッケン12番の中嶋悟です。キットには中嶋選手が1989年のレースで最も活躍した、オーストラリアGP仕様を再現できるよう、レインタイヤが付属しています。デカールもキャメルのタバコデカールが付属していますので、追加パーツなどはシートベルトだけで済みました。



リアビュー。ウイングはホワイトメタルのみでのパーツ構成となっています。ウイングはハイダウンフォースにセッティングされているため、少々厚みが目立ちますが、ボディデザインは大変流麗で、キャメルイエローがとても似合うマシンと実感しました。



奥に写っているのは、5年前にカーモデル復帰作として製作した、ティレル019コスワースです。5年の時を経て、1/24で中嶋悟の新旧マシンが揃いました。 いつか、1/24のティレル020も製作してみたいものですが、次に製作するF-1マシンはハセガワの1/24エスポラルース ローラLC90ランボルギーニに決まっているので、今年中に少しでも作業を進めておこうとと思います。



フォーミュラカーのガレージキットを製作したのは今回が初めてでした。レジン無垢のボディとメタル製のサスアーム&ウイングに最初は戸惑ったものですが、説明書も丁寧に書かれているので、落ち着いて一項目ごとに作業を進めていくことで、なんとか完成に持ち込めました。



ボディ表面にはレジン特有の荒れがあったため、サーフェーサーを吹いては磨き、吹いては磨きを繰り返して平滑に仕上げました。



ボディカラーは黒から立ち上げ、グレーとホワイトのサフを重ね、フィニッシャーズのファンデーションクリーム、ミディアムイエローの順番で塗り重ねました。



デカール貼り付け後のクリアーコートはオートクリアにて行い、サンドペーパーとバフレックスでデカールの段差を消したあとにフィニッシャーズのコンパウンド、ファインとミクロをかけて研ぎ出しました。



製作中、最も苦労したのはサスアームの組み付けです。ホワイトメタルのアームは最初からあちこち曲がっていたため、曲げ直しつつ、アライメントが合うレベルで妥協点を探すのに苦労しました。 でも、その甲斐あって、完成した姿のかっこよさには惚れ惚れしています。


**総括**


ロータス101は、実車は成功作とは言い難いマシンかもしれませんが、フランク・ダーニーのデザインしたシャープなカウリングは個人的にとてもツボにはまっています。 このところ、フォーミュラカーの模型製作はF3000やインディーカーが続いていましたが、古き良きF-1も良いですね!この熱気が残っているうちに、ローラLC90も早めに初めていきたいと思います。 




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