フジミ 1/700日本海軍航空母艦『鳳翔』
FUJIMI 1/700日本海軍航空母艦『鳳翔』
この作品は、モデルアート社出版『艦船模型模型スペシャルNo56』掲載作例として製作させていただいたものです。
56号の特集は『日本海軍の軽空母』ということで、日本海軍航空母艦の第一作目となる、竣工時の『鳳翔』の作例を担当させていただきました。
製作記事は、前後二か所に隔てられた格納庫内外の作り替えや、アフターパーツを使用したディティールアップの方法について解説しております。
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キットは1990年代半ばに登場した製品ですが、当時から『全時代的』という評価を受けていました。そこで今回は、現代の精密キットの完成品と並べてもそん色のない雰囲気に仕上がるように各部のディティールを充実させました。
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艦橋はマストやヤードなど、ほとんどの部分を自作しましたが、10式艦上戦闘機はキットのパーツをベースに加工しています。
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飛行甲板裏側や舷側など、このキットには一切のモールドがないので、アフターパーツを駆使して密度を高める加工を施しました。
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**総括**
竣工時の鳳翔は写真などの資料も比較的多く、日本海軍が誇った航空母艦群の第一作目であることも手伝って、大変製作しがいのある内容になりました。
キットは舷窓すらモールドされていないことから比較的大味な印象を受けますが、全体形はそれほど悪くないので、自分の手でディティールを付け足す楽しみがあります。
今回の作例では全体的に手を入れてますので、竣工時の鳳翔をこれから作ろうという方には是非とも製作過程などをご参考にして頂けましたらと思います。
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