1/700スケール 護衛艦 むらさめ
ピットロード製インジェクションキット










PitRoad　インジェクションキット　1/700

HIGH-GEARed's HOBBY WORKS!!では初となる護衛艦の登場です。

HIGH-GEARed's HOBBY WORKS!!に護衛艦の作例が掲載されるとしたら、おそらくは
ピットロードの1/350こんごう型になると予想していたのですが、先に1/700むらさめ
が入ってきました。　理由は総括のコーナーに記載しています。


＊＊＊実艦について＊＊＊

むらさめ型護衛艦は、はつゆき型の後継として建造された汎用護衛艦で、現在の
護衛艦隊の主力として活躍しています。

同型以前に建造されたあさぎり型と比較すると、基準排水量で1000トン上回って
いるものの、乗員は55名少ない165名となり、省力化が上手く機能していることを
証明しています。

また、対潜戦闘能力を重視していた従来の護衛艦より対空、対艦戦闘能力を重視
した設計が行われ、個艦防衛用のシースパロー対艦ミサイル、アスロック対潜ミ
サイルに加え、DDとしては初めてVLSを装備しています。

特徴的な傾斜マストは、ステルス性を重視した設計で、後の護衛艦設計に強い影響
を与えました。



傾斜マストが印象的なむらさめのサイドビュー



ホイップアンテナは真鍮線による自作で手すりは、ピットロード
のPE117むらさめ型用を使用。足をイモ付けしなくてはいけない
この手すりパーツはどうも苦手です（汗）長さが少々中途半端で、
格納庫の上がカバーできなかったのが心残りです。



ヘリ甲板とSH60J。転落防止ネットはPE116護衛艦＆現用艦船用護
衛艦用エッチングパーツを使用しました。発着艦指揮所も純正モ
ールドを切削した上でエッチングパーツに置き換えてあります。




＊＊総括＊＊

HIGH-GEARed's HOBBY WORKS!!の作例としては非常に珍しい護衛艦の初登場です。

このキットは、2008年2月に製作依頼があって製作したもので、慣れないジャンルな
がら資料本なども購入して護衛艦について勉強しつつ、また依頼者の希望どおりの
パーツを選択し、依頼内容にも忠実に仕上げた（依頼内容に従って空中線は再現し
ていません）のですが、結局は完成品を気に入って貰えず、引き渡すこともできな
いで 残念ながらお蔵入りになってしまいました。

この模型はしばらく手元に残っていたのですが、やがて手放すことになりました。

いまでも残っているのかはちょっと分かりません。




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